2020年上半期に読んだ本
すみません…4/1の更新を最後に止まっておりました。
上半期も終わるということで、6月末までに読了した本の感想をざっと書いていきます。
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本日は、お日柄もよく/原田マハ
「言葉の力」 この一言につきます。
場の空気を、人の心を、動かすスピーチライターはすごいです。
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天使はモップを持って/近藤史恵
日常の怪事件や悩みごとを普通とは少し違う観点から解決する、
清掃人探偵・キリコ シリーズの第1作目です。
清掃をする時って、いつもと違うところに目が行ったりしますよね。
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モップの精は深夜に現れる/近藤史恵
清掃人探偵・キリコ シリーズの第2作目。
物語はオフィスビルの外になったり、主人公 梶本大介との関係も…
2000年代に発表されたストーリーですが、今でも通用するリアリティがあります…
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矛盾の経営/古井一匡
面白法人カヤックという会社があります。
ITベンチャーでありながら、独自の路線をいき着実に規模を拡大しています。
「事業基盤の確立」と「自分たちのこだわりの追求」の対立した課題に対して、どちらも優先する矛盾した「ANDの思想」がポイントになっています。
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音楽の基礎/芥川也寸志
音楽をやっていても、なんとなく分かったつもりになっていたり、実はわかってないことが沢山あったりします。
特に、後半の音程・和声・形式のところが非常に勉強になりました。
まだまだ知らないことが沢山です。
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大聖堂/レイモンド・カーヴァー(村上 春樹 訳)
アメリカの作家の本は普段はなかなか読まなかったのですが、
初めて世界に触れました。
この短編集となっており、それぞれのストーリーがどこか突き放されるような悲しい気持ちになりつつも最後には少しだけ希望が残る…そんなお話が詰まっています。
特に、最初の「羽根」、そして本のタイトルにもなっている「大聖堂」がとても印象に残っています。
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日日是好日/森下典子
日日是好日とは禅語の一つで、
言葉を知り、茶道を体験することで初めて理解できるものだと思いました。
これまで読んだ本で禅の考え方は少しだけわかってきましたが、さらに理解が深まったと実感しています。
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ハリー・ポッターと謎のプリンス/J.K.ローリング(松岡佑子 訳)
言わずと知れたファンタジー小説の傑作。
実はまだすべて読んだことがないので、文庫版で少しずつ読み進めています。
前作の「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」も2020年に入ってから読みました。
物語が真相に近づいています。
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2020年上半期は合計21冊の本を読みました!
積読があと20冊…今年中に読み切りたいです。
次はどんな本を読もうかな…
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