世界最高のチーム:ピョートル・フェリクス・グジバチ を読みました

まずはやってみよう。

チームづくりで一番必要なのは「心理的安全性」です。
心理的安全性とは、「居心地がよくて、自分の実力を発揮できる」ということです。

チームの心理的安全性を高めて目指す先は、チームのさらなる成果です。
「能力のピラミッド」というフレームワークでいうと、「従順」「勤勉」「専門性」のレイヤから、より主体的で高次元な「主体性」「創造性」「情熱」のレイヤへ高めていくことです。

チームがいい成果を出すためには「マネージャー」がカギを握っています。
2009年に行われた調査の結果、マネージャーの言動がメンバーのパフォーマンスに関係するすることがわかったそうです。
マネージャーとしてチームづくりで必要なポイントがたくさんありますが、大きく3つに絞って紹介します。

1.マネージャーのチームに対するアクション
→マネージャーと1対1の話し合いで、プライベートによる仕事への影響を解消し、メンバーのモチベーション上げ、信頼を築く
→フィードフォワード(結果を予測し、事前に行動を変える)方がフィードバックよりも大切

2.マネージャーとしての心構え、考え方
→威張って相手を見下すリーダーは×。謙虚であること(腰が低い)が大切
→価値観ベースの質問を繰り返して、チームに対する信頼や尊重を高める
→チームは経営者に求められている成果を出せているかどうかで、生産性が評価される

3.チームの目指す形
→ポートフォリオ・マネージャーになる。社内外のリソースを活用し、時には外注したり、チームを解体するなど柔軟な対応が求められる
→チームが常に成果を出し続けられる仕組みづくりが大切

また、チームのメンバーとしても大切なことがあります。
メンバーはただマネージャーの言うことを聞くだけでもないです。
・愚痴や衝突をプラスに活かす
→チームの不満や問題点を解決する、チームが向上できるチャンスとして、向き合う

・思考の多様性のあるチーム
→保守的な人が集まったチームで先進的なことは起きないように、多様性があることでチームがより良くなります

・固定化されたチームは弱い
→チームの固定化はブランディングの妨げになる。柔軟性に変化するのがチーム

いろいろと挙げておりますが、他にも参考になる考え方がたくさんあります。
チームがよりよく機能し、もっと成果をあげるために、理論や言葉だけではなく、「とにかくやってみる」が大切です。

次はどんな本を読もうかな…


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