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祖父母のこと。

何かとてもいいことがあると、

褒めてくれる存在。

何かとても辛いことがあると、

見守ってくれる存在。

それは、

亡くなった母方の祖父母。


家が近かったこともあり、

おばあちゃん家はジブンにとって、

いわゆる駆け込み寺だった。
(祖父もいたのに、おばあちゃん家と呼んでいたのはなぜ?)


忍耐強い子どもだったので、

なかなか弱音も吐かず、

意固地なところも手伝って、

ゴメンナサイが言えない子だった。


何にも頼れず、

でも、

どうにもこうにも苦しくなると、

逃げていく先は徒歩7分のおばあちゃん家。


何も言わず、何も聞かず、

ただただ見守ってくれる存在は、

幼心に非常にありがたく。


いや、

もしかしたら記憶にないだけで、

なぐさめられたりしてたかもしれないけれど。


だから、

大人になっても、

結婚した後も、

祖父母が亡くなってからも。

行き詰まると、祖母を一番に思い浮かべる。

そして、

祖父の笑顔を思う。

ふいに、

お墓に行ったりする。
(しばらく行ってないなぁ・・・)


お彼岸、そして敬老の日。

大好きな祖父母のことを思ってみた。

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