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医学部なら多浪しても問題なし!って本当?その②

こんばんは。pitoです。

前回は医学部受験では一般的に多浪が許容されるのかについて書いていきました。
そして、結論それは嘘である。もしくは嘘と思って方が良いと書かせて頂きました。

前回書いた通り、再受験や編入を除き、純粋な医学部受験で医師になった周りの同僚などをみると、基本的に二浪までがほとんどです。

最近は、現役、一浪比率がさらに増えていっており、二浪すら少なくなってきたような気がします。

ではなぜ多浪経験の医師が少ないか。原因を紐解いていきましょう。

原因は1つで、


「間違ったことをやり続けているから」

です。


ちなみに私は医学生時代に家庭教師として、3浪、4浪、5浪、30代再受験(何年も成績が上がっていない)、40代再受験(何度も落ち続けている)など、色々な事情の生徒さんを受け持った経験がありますが、皆さんやってる勉強が見事なまでに受験の本質とズレていました。

つまり、多浪になっている人はどんなに時間をかけても、そもそも成績の上がる勉強、合格が近づく勉強を出来ていないのです。
何年浪人していても同じ地点をくるくる回っているだけで前進していないので、成績は上がる訳もなく多浪スパイラルに陥ってしまうのです。

5浪の生徒さんは、医学部を受験しても体感で全く解けておらず受かっている訳ないと思っていたので、合格発表を今まで一度も見たことがないという究極の状態になっていました。(もちろん最終的に合格させました。非常に苦労しました...)

つまり、正しい戦略、正しい方向性の勉強さえすれば現役でいけなくとも、普通に1年または2年の浪人期間で自ずと医学部に受かる能力は付きます。

医学部受験と言えども18歳の高校生用の試験なのですから。

多浪スパイラルに陥るとほとんどの受験生がそのスパイラルから抜け出せずに他の道に行くパターンが極めて多いため、多浪をした上でなんとか医師になれたという多浪経験医師が少ないのです。


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