ラットと芸でコミュニケーション
今回はコメントでリクエストをいただいた芸のお話です。
「こんな話読みたい!」って言ってもらえるの嬉しいです!
ありがとうございます〜!
ではさっそく。
ラットは芸を覚えることができます。
といっても、全てのラットが芸を覚えるわけではありません。
おっとりのんびりしている子、食べ物への執着が薄い子などは、芸を覚えるのには向かないようです。
芸はあくまで遊びの一環であり、覚えさせないといけないわけではありません。
けれど、芸を介して、人とラットのコミュニケーションの幅が広がるようにも思います。
芸を覚えさせるにはどうしたらいいでしょうか。
いろんなお宅のラットが習得している定番の芸もありますが、大切なのはラットの個性を活かすことだと感じます。
例えば我が家の歴代ラットを紹介すると、んかちゃんは新聞紙運びをする子でした。
歴代ラットの芸
これはご褒美をあげて覚えたわけではなく、んかちゃんがケージ内で新聞紙を運ぶことを楽しんでいるように見えたので、ケージの入り口で新聞紙を手渡ししてみたことが始まりでした。
このように、ラットの個性…「自らする好きな動作」を人間が応用して芸に発展させることもできます。
また、覚えた芸を使って、ラットが自分の欲求を伝えてくることもあります。
「ペレットの手渡しをして欲しい時、その場でくるんと回る」というような行動です。
これはとろちゃんだけでなく、すんちゃんやんかちゃんもしていました。
回る芸を覚えさせてご褒美を与えていたら、こちらの指示なしに芸を披露して「ちょうだい」と伝えてくるようで、とても可愛いです。
くるんと回る芸の覚えさせ方は後ほどご紹介しますね。
また、複数の芸を組み合わせることも楽しみのひとつです。
すんとろの覚えたこの芸は、「ケージから腕をつたって肩へ登り、肩でくるんと回ってペレットを受け取って、自分でケージに帰る」というものでした。
こちらも後ほどトレーニング方法をご紹介します。
いつから芸を覚えさせる?
それでは、芸を覚える月齢や、トレーニングの手順を紹介していきます。
・餌の手渡しができるようになること
・安心して歩ける場所があること
この2点が揃えば、芸を覚えさせることができるでしょう。
餌の手渡しについて詳しくは「ラットと仲良くなるための関わり方」をご覧ください。
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