写真撮ってくれてありがと。
ずっと思っていること。
私は写真が嫌い。写真を撮られることが嫌い。
理由
・自分の笑顔が好きじゃない。もっと上手にかわいく笑いたい。
・写真に写る自分の顔が好きじゃない。恥ずかしがっているから余計に変な顔してる。
・写真を撮っても載せる場所(SNS)がないし、見返すこともないから。
こんな理由から私は写真が好きになれない。写真を撮ることもあまりないから、ケータイも64ギガで余裕✌って思ってた。
でも今はその想いが少し変化している。
「あ、今の場面忘れたくない」
そういう風に思うようになったのは、きっと今の彼と付き合うようになってから。
ギターを弾くところ、おいしそうに食べるところ、何かを考えてる横顔、動画見ながら笑っている顔、私ぜんぶ忘れたくないです。欲張りなので。
でもケータイで写真は撮りたくなかった。なんせ容量が少ないし、写真を撮らないこの私が写真を撮りたくなったのだから、ケータイじゃなくてデジカメがいい!!と思った。
そして、彼と折半でデジカメ購入。
でもカメラを構えている時間の方が少ないからシャッターチャンスはなかなかものにできない。悔しい。
そんなカメラをもって先日名古屋旅行に行った。
カメラは彼がずっと持ってて、事あるごとに(なくても)私の写真を撮ってた。彼は写真を撮るたびに「かわいい!」とか「なにこれ!」とか言いながらすごい笑ってた。
もとはと言えば、私が彼の写真を撮るために買ったカメラだったのに…と悔しい気持ちもないわけではなかったけれど、彼がすごい笑ってるからそれだけでいいやと思えた。
そして彼がとった300枚くらいの写真を見返してみると、カメラの中の自分も驚くほど笑ってた。楽しそうに。私、めちゃめちゃ幸せそうだなって他人事のように思った。
だから、写真撮ってくれてありがとね。