認知行動療法を乱暴に言うと

あなたは認知行動療法に興味がありますか?宗教じゃありません。
ごくごく手短に認知行動療法のおいしいとこだけ書き出します。ホントはChatGPTが早いけど彼は(?)真面目すぎるんでね。

自分の頭に浮かぶ考えや誰かの意見、なんでもいいです、「でもこういう見方もできる」と先入観にあらがう反論を考えてください。無理にでも構わないというか無理やりがいいです。
勝手に浮かんでくる考えのことを自動思考と言ってその判断に根拠はありません。
毎日の判断にエビデンス求めてたら生活できませんね。赤ちゃんです。赤ちゃんに偏見を植え付けられたのが今の私たちで、認知行動療法は自動思考という偏見をより適応的な偏見に書き換える作業です。どこまで行っても私たちは偏見の色メガネから自由にはなれません。
もう一度言いますね。
勝手に浮かんでくる考えや他人の考えに無理やりにでもツッコミを入れること(頭の中だけでOK)そしてより適応的な考えを無理やりにでも考えることを少なくとも1ヶ月続けること。すると……

自分や他人が冷静でも合理的でも論理的でもなく場当たり的な(ひろゆき風に言うと)感想で判断を済ませていることがわかってきます。この自分を外側から見ている感覚を養い違う選択を選べる状態を目指す、これが認知行動療法です。別に病人だけに使われるものではありません。

具体的なやり方も書いてしまいました。頭に浮かぶ考えに感情豊かに語彙力を使って(事典を買おう)反論する。何も頭に浮かばなければ、ネットの海を泳げばいくらでも認知行動療法の壁打ち材料がタダで見つかりますから(頭の中だけでやりましょう)紙に書き出してもいいです。
認知行動療法を使ってもあなたの人生からトラブルが無くなることはありませんが身をかわすのが上手くなります。問題は解決しませんがよりマシな選択をとることができます。
マインドフルネスのことを第三世代認知行動療法と呼ぶこともありますがなぜそう呼ばれるかなんとなくでもわかってもらえると嬉しいです。
マインドフルネスは反論ではなく頭に浮かぶ考えや感情を川の流れのごとく垂れ流し、観察するだけです。この時考えや感情に反応しないことが求められます。垂れ流しただただ観察する。
呼吸と姿勢のことも言った方がいいですが興味無いので割愛。椅子に座ってもできます。生きていて成し遂げなくてはならないことなどもはや食い尽くされました。あるとすれば心穏やかに過ごすことだけです。刺激や興奮などがどれだけ資本主義の作り出す「かまってかまって」なのかおわかりいただけましたか?


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