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#1 キムさん

こんにちは。ピルスンです🌞

この前、韓国が好きです!というお話をしましたよね。今回は私がなぜ韓国を好きになったのかについて何回かに分けてお話してみようと思います。少々長くなりますがよろしければお付き合いください。☺️

始まりは大学2年の秋でした。正直なところ、当時の私は韓国にまっったくと言っていいほど興味が無く、むしろ「Kpop?韓流?どこが良いわけ?みんな同じ顔に見えるわ〜(偏見の鬼)」とまで思っていて、好きどころかマイナスでした。(苦笑)

そんな中、大学の友人に誘われ、ある日本語語学学校の授業ボランティアに参加しました。誘われた時は「ちょっとめんどくさいなあ〜テキトーな理由付けて断ろうかな、」と思ったのですが、外国の方に日本語を教える機会などそうそうありませんし、せっかく私を誘ってくれたのだから断るのも失礼だなと思い、参加することにしました。このボランティアに参加してなかったら、今の私がいないと思うと、運命って不思議だなあと思います。

そして日本語語学学校で私が担当したのは様々な国、様々な年齢15人ほどの外国人の方が在籍している初級クラスで、その日は3つのグループに別れ、お互いの自己紹介を日本語でするというような授業内容でした。

私が想像していた初級クラスよりもかなり日本語が上手い学生さんに驚きながら、様々な国の方と楽しく会話をしていました。やはり日本が好きで日本語を学びに来たという学生さんたちなだけあり、とても熱心に心から楽しそうに学んでいる様子を見て「日本を好きって言ってくれる方がこんなにいるんだなあ〜」となんだか勝手に嬉しい気持ちになりました。

そして1つ目のグループが終わり、2つ目のグループに私が移動した際、ある韓国人の男性と出会いました。そうです。その方が後に私の人生を180度変え、今回のタイトルにもなった「キムさん」です。

キムさんは黒髪でかなり塩顔。(The韓国人のサッパリ顔です)背は高く、体格もかなりシッカリしていて、いかにも趣味は筋トレです!って感じでした。私より3つか4つ年上の韓国人オッパ!感がありました笑(オッパは韓国語でお兄ちゃん)(後で本人に年齢を聞いたところ3つ4つどころでなく8つ離れていました笑)そしてどことなく優しい雰囲気が漂っていて、私の中でキムさんは”爽やかな好青年"という初印象でした。

先程も申しましたが、当時の私は韓国に全く興味が無かったため、もちろんキムさんに特別ときめくことも無く「今度は韓国人か〜。初めて韓国人と話すなあ。なかなかかっこいい顔してるじゃん(謎の上から目線)」程度でした。

そしてしばらくキムさんも含めた外国人の方たちと楽しくお話を進め、授業も終盤に差し掛かった頃、グループで話す話題もなくなってきたので、なんとなく私が

「実は韓国人と韓国料理を食べに行くの夢なんですよね!」

と言いました。今思うとほんとに謎ですね🤣キムさんを喜ばせたかったのかもしれない笑

この時は完全に冗談で、場を盛り上げるために言ったつもりでしたし、みんなも笑ってくれたので、私の軽いノリで言った嘘は成功したと思いました。

この後は何事もなくクラスが終わり、先生が「仲良くなった方がいたら連絡交換してもいいですよ〜」と言いました。この流れで気づいた方もいらっしゃると思いますが、そうです。笑

私は「まあ、連絡交換するほど仲良くなった人はいないよなあ〜」と思い、いそいそと帰る支度をしていると、帰り際キムさんに声をかけられました。

「ピルスンさん。今度、韓国料理食べに行きませんか?」

...


今回はここら辺にします☺️私が韓国を好きになったきっかけであるキムさんとの出会いはこんな感じでした。どうでしたか??笑

次回もぜひご覧ください。ではでは〜👋

(※"キムさん”は仮名です。実際の方との名前は異なります。その点ご理解お願いします。☺︎)