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自己分析×証明写真のコンテンツ公開します。

今まで言っていた自己分析×証明写真ってなんやねん?

はい。きっとそう思っている方の方が多いんじゃないかと思うのですが、やれることやって、ぜひぴろてぃのことを知ってもらおうかと思います。知ってもらって、興味持ってもらったり、ぴろてぃと話したいと思ってくれたらとっても嬉しいです。ということで自己分析×証明写真コンテンツのお話をしていきます。

自己分析×証明写真とは

結論から言いますと「自己分析をして証明写真の写りを良くしよう」ということなのですが、自分の好きな顔=自信に満ちている顔だったりいい顔つきを知ってもらうということです。もう少し砕くと、話している自分の顔と相手から見える顔と履歴書に貼った写真の顔って実は全部違ったりするのです。採用担当者様で面接を経験したことのある方ならもしかしたら、なんとなく感じてらっしゃると思うのですが、面接時に話している顔と履歴書の顔が全くの別人のように感じたことはありませんか?

私はこれがどうしても職業柄もあると思うのですが、気になって仕方なかったのです。つまり「学生さんの本当の顔=本当の姿」はどこなんだろう?これって採用をしている側からすると「本質が見えない」という課題解決の一助になるんじゃないか?という憶測がありました。

面接時に気になる「ノイズ」

面接をやればやるほど、学生さんの本質が見えなくなっていく時期があったのですが、いつも思っていたのは「履歴書に書かれていることと話している顔つき、履歴書に貼ってある証明写真の差」です。

とっても素敵なことが書かれているのだけど、写真がいまいち、でも話している本人は素敵。とか履歴書に書かれている内容と本人が話している姿がリンクしないとか、いろんなパターンがあったのですが、どうしてもその差が気になって仕方ありませんでした。本当の学生さんの姿を知らないと採用してもミスマッチになる気がするとしか思っていなかったですし、事実ミスマッチで1年以内に辞めていく方もいました。

どうしてもこれを解決したい。という気持ちから始まったプロジェクトです。

写真だけで本当に印象が変わるのか?

とはいえ何からスタートしたらいいか分からない状況だったので、ある仮説を立ててみました。「写真で本当に印象が変わるのか?」をまず確かめることに。まずはライティングだけで同じ人でも印象が変わるのかを確認してみました。その写真がこちら。

保管用スライド1

当然表情は微妙に違ってきますが、皆さんであればどの人とお仕事を一緒にしたい!と思いますか?写真も当時6年以上やってましたが、ちゃんと見比べてみたらこんなにも印象って変わるのかと衝撃をうけました。

普段から慣れているスタッフさんに協力をしてもらったのですが、このくらい写真撮影をしたときに印象の差がでました。しかもこれは特に声をかけずただただライティングを変えただけです。ここに声掛けをして写真を撮れば必ず印象が変わると確信に変わった瞬間でした。それだけ写真がその人や周りの人に与える印象はとても大きいということです。

プロトタイプの実践

ライティングで印象が明らかに変わったので、今度は実際に写真に写る人が「思考」や「考えていること」で顔の印象が変わるかを試すことにしました。

実際に「証明写真を撮るときに考えていることはありますか?」と聞いて回るとほぼ全員が、考えていることはないかおなかすいたとか眠いとか早く終わらないかなと、考えています。ということは証明写真に写るのは「その思考や考え」が見事に顔に反映されて写っているということになります。

でも実際に撮ってみないとわからないので実際に撮ってみました。これがその写真。

保管用スライド3

これは当時仲良くなった学生さんにお願いをして、一緒に自己分析をした後に撮った写真です。ライティングも何パターンか分けて撮影をして、なりたい自分を複数描いてもらいました。その描いてもらった言葉を声掛けをして自分の頭なの中で描いてもらうと、同じ人なのに別人のように写真が変わることが分かりました。「ムーブメントを起こす私」がご本人としては一番しっくりくる、自分の好きな顔だとお話をしてくれました。

自己分析と写真で顔が変わり自分らしい自分を表現できることを確信

こうして私の中で学生さんが、ご自身が描く理想の姿を描いてもらうことで、写真に写る姿が変わるということが分かりました。

ということは前述したように、履歴書に貼る写真と履歴書に記載する言葉と、面接で語るご自身の姿を一貫させることができるノウハウが完成しました。あとは段階を追って、インターンシップを構築していくだけになり、集客、運営、実戦を繰り返していくことになるのです。ここに至るまでで1年ほどかかっていました。

合説で起こった奇跡

いよいよ本番ということで、インターンシップの合同説明会に出たのですが、結果から言うと3000名来場に対して150名の集客に成功しました。全体の5%です。地方中小企業かつ特殊な業界にも関わらず、多くの学生さんに来ていただくことができました。

実際に私達は、企業のブースと講演スペースに出店したのですが、講演スペースでは5社出ていて、ほかの4社様はいわゆる誰でも知っている大手企業。でも当時の媒体の担当者様の手助けもありまして、蓋を開けたら90人集客でき、講演スペースで2位の成績でした。また実際のブースには60名来てくださり、自己分析×証明写真のコンテンツの大切さをお伝えできました。

そしてそこから50名の学生さんが後のインターンシップに参加していただくことになり、5名最終選考まで進んでいただけたのです。

インターンシップの内容

ではどんなインターンシップをしたのかというと、8時間自己分析をして証明写真を前後で撮影するというシンプルなものです。

ただし前後に写真を撮るというものと、自己分析8時間はかなりハードでした。自己分析は過去、現在、未来をたどっていくシンプルなものですが、どちらかというと本人にきちんと答えを導き出してもらうためのお手伝いをしていきます。

●やり方 過去の分析
3~5名のグループで(参加者が1名でもできます)ライフライン(ちょっと特殊なもの)を書いてもらいます。
その中で本人が感じたよかったことや大変だったことをエピソード形式で話をしてもらいます。そしてここからがポイントでそのエピソードに対してみんなで質問をしていきます。

例えば
小学校1年生から高校1年生まで10年間ずっと水泳をしたことで、忍耐力がついた。という話なら
●そもそもなんで水泳を始めたのか?
●そんな10年間もなんで続いたの?
●水泳で身についたことはなに?なんで忍耐力だと思うの?
といったようにとにかくみんなで質問をして掘り下げていきます。
ここが重要でファシリテーターである人事やお手伝いで入ってくれている学生さんが周りの意見を引き出しながら、誰も責めずに、肯定して話を進めていく必要性があります。なぜなら心理的安全を確保しないと1対多数の構図になってしまい、自己分析が進まないからです。

と、このように順番に学生さんに話を聞いていく中で、一人一人のエピソードをきちんとメモで残しておいて、彼ら彼女たちが話をしていく中の共通ワードを見つけていきます。この共通ワードは必ず誰しもが持っています(100人以上このワークをやっている経験談からです)

この共通ワードを見つけて、一緒に過去現在未来の話をしていきます。

●やり方 未来を想像してもらう
今度は未来編です。この未来編では過去の分析をもとに、自分がどうありたいか?というのを現在地の自分と未来の自分のギャップを見てもらいながら、自分でエピソードを書いていってもらうようにしています。

例えば
現在の自分が 就職活動不安 悩んでいる どうしよう 
と悩んでいて1年後の自分は 内定決まった!就活終わり!楽しい!
となっていると想像してもらって、その間のストーリーを自分で決めていくという方式です。
未来へのアプローチを考えるときに人は右肩上がりで想像しがちですが、実際には右肩あがりではなく、人生山あり谷ありというように紆余曲折しながら進んで行きます。

なので元から紆余曲折するような設計を立てて、未来へ向かって行ってもらうように想像してもらいます(決してネガティブな発想ではなく)
こうして自分の中でワードを決めて、自分のエピソードを作っていきます。

●やり方 履歴書面接について
次はここまで来たら 言語化と文章化 です。
未来編で自分の3~5年後の未来を描いてもらうと、言語化はできました。
では次に待っているのが今度はそれを文章化する必要があります。

具体的には履歴書やエントリーシートといったものです。
ここで文章化をするときにはPREPの法則を使います。
いわゆる
P ポイント     結論を話す
R リーズン     理由を話す
E エビデンス  根拠を話す
P ポイント     結論を話す
この話を学生さんにお伝えをして文章を実際に書いてもらいます。

●やり方 写真撮影
実はこのワークを始める前には皆さんの写真をプレで撮影をしています。
最後に文章化までできたら自分の思っている姿を語ってもらいながら写真撮影を行います。ここまで来たら完成です。

証明写真の一例のお写真がこちら。左がBefore 右がAfter
こちらの学生さんはずっと経理の仕事を希望されていましたが、8時間後営業の仕事したいと言って帰って行かれました。後日再開して話をしていると、なんと避けていた接客業のアルバイトをはじめられたそうです。人ってめっちゃ変わることができますよね。

自己分析×証明写真(写真の重要性)

最後に

採用担当者様や就活生の皆さんにとってWINWINでの採用って本当に命題だと思っております。お互いにとって良い決断が採用面接の場や選考でできるのがベストですが、まだまだすべての現場でそれが行われているかというと正直そうではないと思っています。ぜひこのコンテンツが皆様にとってお役に立てるものであれば幸いです。

もしこちらのコンテンツについてもっと詳しく知りたい!
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そしてぜひこの記事への 好き! と Twitterでも拡散していただけると嬉しいです。最後までありがとうございました。

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