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43歳の勉強

~ワーケーションって考えてみる~

 先日、勢いあまって川湯温泉にて勉強をしようとしましたが、勉強は挫折し、思索にふけってしまったが、今度は加太温泉まで行ってきました。今回は家族旅行ということもあって、旅のお供は本1冊だけ。前回、川湯へお供してもらった山口周さんの世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?の後で出版された「劣化するオッサン社会の処方箋」という本を携えて、絶景の紀淡海峡を眺めながら本を読もう!

 さて、この椅子に腰を掛けて、きれいな景色を見ていると、もうせっかくなんだからずっと窓の向こうの様子を見てしまうのです。双眼鏡も置いているから、それで淡島神社を覗いたり、友が島には何があるのか様子を見てみたり、船が行き交う様子、時折とんびが双眼鏡の目の前を通り過ぎていく様子などを見ていると、なんだか何もしないことが最高の贅沢に思えて他ならない。

 せっかくだから、砲台跡などの様子をみて見ようと周辺を散策し、とても古いもののはずなのに新しくおしゃれに見えて美しいなあと感動しました。ひと汗かいてから、水平線に並ぶかのような露天風呂に入り、夕ご飯を食べて、ようやく読書の時間がやってきました。

 ワーケーションって言葉はよく聞いていて、僕のまわりでもそれを推進している方々がいっぱいいらして、いろんな取り組みをされています。言葉はよく聞くのだけれど、それをしっかりと考えたこともなかったのです。

 観光地に行って仕事をするのではなくて、仕事をするために一定期間、風光明媚な場所にいて、仕事以外の生活が観光地スタイルであるってことなのだろうと思いました。(すみません。本当の定義が何かも知らずに語っています。)

 だって、せっかくの観光地に来たのなら、観光がしたいもん。その土地の景観や文化、郷土史などもっとも面白く、もっとも美しいものに触れなければもったいないからです。本はいつでも読めるし、仕事もいつでもできるからです。だから、一定期間以上の滞在が許されることでもって始めて、仕事をすることをメインにして、観光地で生活をすることによって、観光名所だけにとどまらずその地域の文化や慣習に触れることができることがワーケーションってことなのかなぁと考えてみました。

 先輩諸氏、ワーケーションの定義や正しい取り扱い方などどうかまたご意見をくださいませ。ちなみに僕は、毎週2回程度は白良浜まで走ります。そして、小さいながらも自分の畑で好き勝手をしています。今はコロナだけれども温泉もよく入ります。個人的に心が辛いときには千畳敷で岩にぶつかる波の音を聞きます。仕事など大局的な見地で進めようとするときには熊野大社や権現さん(闘鶏神社)に話を聞いてもらいます。すでに仕事をしながらいろんなことが出来ているんじゃないか、すでにワーケーションの一部ができているんじゃないかって思っています。

#勉強 #ワーケーション #中小企業診断士

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