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高校一年生の勉強 〜古典はわからん〜

家へ帰ってくると、息子が宿題用紙をじーっと眺めています。
じーっとなのかぼーっとなのか、後頭部付近の髪の毛を撫でているかと思いきや、思いたったようにコタツを抜け出し、あたかも今までがっつり勉強をしていたかのように、牛乳を温めてココアを淹れてひと息つきます。

「どうなん?ちょっとは進んでるんか?」
と聞いてみると、
「だいぶ進んだよ。」
と少し不貞腐れ気味に言う。

どうみても同じ用紙とにらめっこをしているようにしか見えない。

古典にはまったく面白さを感じられないようです。

せっかく大河ドラマで紫式部をやってるんやから、ちょっとはやってみたら面白いんじゃないかって思うけど、僕が高校生の時も超苦手科目の一つだったから、そんなこと言えないです。46歳になっても面白さを感じられそうにもないし、よくよく考えりゃ83歳の親父も古典は面白くないって言うわけでして、16歳の息子が興味が湧かなくても仕方がありません。

なんとも進みそうにもないわけですから、違うことでもなんか教えてやろうと
「マグニフィセント・セブンに入るアメリカの7つの大企業って何か」
と問いかけると、今どきの高校生だからでしょうすぐにGoogleで検索をして
「映画?」
って答えるので、スマホを取り上げて、アメリカで大きそうな有名な会社を思いつくままに答えてみと言うて、結果、なんとかGAFAMまでは出てきました。途中でSONYが出てきたのには驚きでしたが!

テスラとNVIDEAについては少し説明を加えて、あとはニュースとかで意識をしておいてと伝えました。
「古典よりもそんな話の方が面白い」
そうだろうなって思いながら、今はただ、卒業するのに必要な各科目をしっかりと頑張りなさいと伝えて、今日のところは終了しました。

そうなんです。僕も古典は苦手やから、割り切って宿題だけやるのでも十分やと思います。

#高校一年生 #46歳 #古典 #マグニフィセント #勉強

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