一過性の流行にお金を出すのが好きじゃない
今年何が世間で流行ったのか、流行語大賞やら色々な機関が集計を出して発表している。
私自身も若者(概ね10代〜22歳くらい)には何が流行ったのかイマイチ分かってない節があるが、今年の紅白歌手を見て出場者の10分の1も分からなかったレベルの流行音痴なので、まぁ分からないのも仕方ない。
だから今回は、「インターネットで話題になったコンテンツ」が商品化されているものとしての『流行』に焦点を当てたいと思う。
今自分がパッと思いつくのは、猫ミームとか16タイプストラップ、それらよりもっと前ならアグリーベイビーかな。
いつも行く雑貨が豊富な本屋にキモい赤ちゃん人形が売ってあると思ったら、あれはどうやらアグリーベイビーという名前らしい。
10年以上前に流行ったシューティングゲームのアングリーバードの方が100倍可愛いと思う。
あと猫ミームに関しては、マジで著作権とかヤバそう。
流行りが廃れた頃に動画はいくつか見たけどもう見ようって気には流石にならんな。
猫ミームの猫は元ネタを知ると可哀想な成り立ちで素材になってしまった猫も多いらしいので……
そんな、流行っている時なら話題の中心になれるが、ブームが過ぎ去ればガラクタにしかならないものを買うのは主に低年齢層が多い気がする。
その証拠にそういう流行りに乗っかっただけのグッズはスーパー横の日焼けしたガチャガチャや、イ◯ンの中にある子供向けのファンシーショップにしか置いてない。
私も中学生とかならその類のものを買ってたかも知れないんだけどな。
自分の16タイプを通学カバンにつけて性格アピールしてただろうな。容易に想像できる。
ある程度大人になると流行りが変わっても長く使えるものに価値を見出せるようになる。
流行り廃りの大きいものより、多少値の張るものでも革製のカバンや仕事で使える腕時計を買った方が生産的かつ実用的だと感じる。
でも、その一方で若者の流行りについていくのが億劫になり、こうやって皮肉めいた意見しか出せない自分がとても悲しい。三十路手前で老害の片鱗が見えた糞婆を、どうか人気のない山林にでも埋めておいてくれ。