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"747円✖️127人" と "150円✖️700個"

表題の件。
前者はうちのカフェのある日の客単価と来店人数。
後者はGWのとあるイベントでの友人が仕入れて売ったものの販売の話。
売上はほぼ同じ金額になるけど
全く違うなと感じたという話。当たり前だけど。

以前大きな催事に出店した時に
1日で800人くらいにソフトクリームを販売した事があって。それを思い出したんだけど。
もうそのくらいの人数になるとお客さんの顔は全然覚えていなくて。
商売だけ考えたら単価がどうあれ
販売数が多いにこした事は無くて。
でも私はそのお客さんの顔がわからない状態で
自分の商品が届く事に凄く違和感を感じてしまった。
今回の件で
改めて私は商売がしたい訳じゃない事に気付いたのでそれを残しておきたくて。
自分の中での指標が
『ちゃんと伝えたい事が伝わったか』
という事が強い事を改めてまた凄く感じた。
今更なにを、、、と周りの人には笑われたけど。

1回の関わりの中でも
どこまで深くその方の中の印象に残れるのか。

学校の先生をやっていたおじいちゃんから牧場を始めた時に言われた言葉がずっと残っている。
「研究者であれ」始めたからには突き詰めろと。

牛乳の価値観がアップデートされる事や
酪農を身近に感じてもらう中でおこる日々の行動変容が間違いなく社会によりいい影響を与えると信じているし、それが私達牛屋にとっても必要な事だと思っている。

それが
どんな取り組みならより効果的なのか。
はたまた何かの仕組みで解決するのか。
これからも踠きながらも突き詰めていきたいと思いましたとさ。

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