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雑草から処世術を学ぶ

のどかな田舎の我が家は、雑草がトルコアイスのように自由に伸びる。
ちょっと目を離すとのびのびと育っている。
雨が降ったあとは「ヤッホー」という感じでさらにすくすくと育つ。

たまりかねて、酷暑の中ではあったが夕方に麦わら帽子と、コメリで購入したゴーグルで「刈りに行こうぜ!」な状況になった我が家。

草刈り機に電源コードをつないで一掃!の予定だった。
すんごいスピードで草をあっという間に刈ってお庭スッキリーー!のはずだった。

しかし、雑草たちは意外にもしたたかだった。
電動草刈り機の流れにそって、しなるのだ!(えーー!)
茎がしなって刈られないようにしているのか?意志があるのか?というくらいしなって刈りにくい。
(きっと私が草刈り機に慣れていないのもある)
ま、反対側からしっかり刈るんだけれどさ。

・・・なんか、人間の処世術に似てるなあ、とふと思った。

つっぱって頑固にかたくなにまっすぐ生えているだけでは、たやすく刈られる。
困難な事態(この場合は草刈り)がやってきた時に柔軟性をもって対処すると、簡単には刈られない。

人の考え方もそんな感じで、なにか不測の事態が起こっても柔軟に対応することが大事なのだな、と汗だくで草刈り機を操作しながら思ったのでした。

ま、最終的には柔軟性のある草も刈ってやったけどさ。