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piroという名前

こういった自分の名乗りは、いつも迷うところだ。

本来、実名顔出しでやりたい自分なのだが、主に勤務先の関係ではばかられるところ。
結果的に勤務先や、知人に知られるところになっても問題ない内容にするつもり。
ただここでは仕事に限らない自分をあれやこれや、つれづれと楽しんで書こうと思う。
そのためにまずはpiroではじめよう。

piroという名は、元をたどると、大学入学時にさかのぼる。
地元から遠く離れた地域の大学に入学した私は、新しい生活へのワクワク92%、不安3%、女性への憧れ5%を持っていた。
楽観的なむっつりスケベだった。

その私は、大学の学部(正確には学部では無いが、一般的にはこの方がわかりやすいであろう)の2年生が主催する新入生歓迎イベントで自己紹介することになる。
そう、新歓だ。

◯◯って呼んでください!
というのが決まり文句らしい。
インパクトがあったほうがいいとのことで、何かアダ名はあるか?と先輩に聞かれる。

私は高校では、いわば優等生タイプで、めだてない存在だった。
めだたないのではなく、めだてない。
このあたりにむっつり感がまた出てくるのだが。
とにかくたいしたアダ名はなく、苗字か下の名前で呼ばれていた。
(中学生時代にいたっては、アダ名が委員長だった。年生1学期に教師指名で学級委員長をやったため。)

それを伝えると、先輩は下の名前をもじって、じゃあこれでいいんじゃない!?と、決めてくれた。
それをイベントでそのまま、
呼んでください!と宣言した。
そして見事に4年間、そして今に至っても大学学部の仲間にはそう呼ばれている。

それの一部を切り取ったのがpiroだ。
大学卒業後に仕事とは関係ないコミュニティに所属するときになんとなく使ってみた。
なんだかんだ気に入っている。

piroは自分にとって、本名とはちょっと違ったアイデンティティを形成している。
普段あまり意識しないが、そう思う。
自由度が高い。
新しい自分の取り組みにはこの名がついてきたからなのか。
この名でこのnoteで新しい自分を創作していくと考えると、92%のワクワクが蘇ってきた気がする。
そして5%の女性への憧れは、自分ではないものへの愛と変えることとする。

ちなみに当時、このワクワクに乗りに乗り、
女性への告白と振られを繰り返し、パイオニアと呼ばれたことはここでは詳しく語ることは今のところ考えていない。

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