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初めまして、株式会社ピリカです!

初めまして!
株式会社ピリカで人事担当の永田諭史といいます。

私たち株式会社ピリカは2011年に設立した、「科学技術の力であらゆる環境問題を克服する」をパーパスとして掲げる環境スタートアップです。

私たちはこれまで10年以上にわたり、独自の科学技術を用いて、環境問題の解決に取り組んできました。社会性と収益性を両立しながら事業を継続することができ、2023年1月現在では約60名のメンバーに参画いただけるようになりました。

今後も環境問題を解決し続ける会社であるために、より多くの方にピリカに関わっていただきたいと考えているのですが、一方で弊社の内部のことをお伝えする機会がなかなかなく、働く場所としての魅力を十分に伝えられていないと感じています。
そこでピリカの社内の様子や取り組みを発信し、ピリカのことを多くの方に知っていただきたいと思い、公式noteを始めることにしました!

ピリカで働くことを検討されている方はもちろん、弊社の取り組みに興味を持ってくださった方、環境問題に興味があって情報収集をされている方など、幅広い方に読んでいただけたら嬉しいです。

ピリカが向き合う環境問題

株式会社ピリカは環境問題の中でも、一歩目としてごみ(特にプラスチック)の自然界流出問題の解決に注力しています。

ごみの自然界流出について、近年では海洋プラスチック汚染としてニュースで取り上げられる機会も多くなりましたが、道端に捨てられたごみが、風に流されるなどして、河川や海洋に流れ込むことで様々な影響が懸念されています。

海に流出したプラスチックごみは、魚や海洋生物が誤飲して命を落としてしまうなどして、海洋生物に影響があるだけでなく、それによる漁獲量の減少による漁業や観光業への影響も懸念されています。
他にもプラスチックを含む魚を食べることによる、人体への影響も指摘されており、実際に東京湾にいるイワシの8割からマイクロプラスチック(微細なプラスチックごみの総称)が発見されるなど、問題の影響は人間社会のすぐそばまで迫っているのです。日本政府もG20で「2050年までに海洋プラスチックごみによる追加的な汚染をゼロにまで削減する」と表明するなど、「ごみの自然界流出問題」は国際社会における最重要課題の一つとなっています。

ピリカの取り組み

こうした問題に対して、私たちは「2040年までの自然界に流出するごみの量と、回収されるごみの量を逆転させる」をミッションとして掲げ、ミッション達成に向けた具体的な取り組みとして、以下4つのサービスを展開しています。

・ごみ拾い促進プラットフォーム「ピリカ」
世界115の国と地域で2.5億個以上のごみを回収したごみ拾いSNSを活用し、ごみ拾いの活動状況を見える化。自治体や企業の清掃活動を促進。

・ポイ捨て調査サービス「タカノメ」
路面を撮影、撮影動画を解析し、ポイ捨てごみの分布と深刻さを調査。
ポイ捨て対策施策の効果測定や改善提案を通じ、きれいな街づくりに貢献。

・マイクロプラスチック調査サービス「アルバトロス」
水系からマイクロプラスチックを採取し、大きさ・成分などを分析。
元の製品や流出経路を推定し、流出実態に即した解決策を提言。

・自治体や企業向けのコンサルティング事業
顧客の要望に合わせた調査・コンサルティングサービスを提供。事業の一環で、人工芝や牡蠣パイプなどの、自然界への流出が懸念されるごみの再資源化にも取り組む。

各サービスの詳細はWebサイトをご覧いただければと思いますが、私たちはごみの自然界流出問題に取り組むトップランナーとして、これまで10年以上にわたって、その解決に向き合ってきました。

こうした積み重ねの結果、2021年には環境省が環境分野のイノベーション活性化のために創設した「環境スタートアップ大賞」で大臣賞を受賞することができ、社会的な影響力も、徐々に広がってきていると感じているところです。

今後もごみの自然界流出問題の解決に向けて、様々な取り組みを行う予定で、新サービスの開発も進めているところです。こちらの新サービスについても、いつかnoteでご紹介できればと思っています。

ピリカのメンバーについて

ピリカには2023年1月時点で、パートタイム、インターン、プロボノ含め、約60名のメンバーが所属しています。

ピリカではコロナ前からフルリモートの働き方を前提としているため、関東だけでなく、石川、京都、岡山、海外など、全国からメンバーが参加しています(写真に写っているのは関東在住の一部メンバーのみです)。

またフルフレックスの勤務制度のため、育児や介護と両立しているメンバーも多数います。ピリカへの関わり方もフルタイムだけでなく、パートタイム、インターン、プロボノなど多数の形態があり、メンバーの働き方の柔軟性・多様性がピリカの特徴でもあります。

メンバーのバックグラウンドも幅広く、Google、セールスフォース、JICA、リクルート、PwC、環境NGOなど、様々な領域から環境問題を解決するプロフェッショナルが集結しており、現時点でも最高のメンバーが揃っていると感じています。(メンバーの詳細は以下のページに公開しています)
https://corp.pirika.org/recruit/member/

しかし私たちの実現したいことに対しては、まだまだ人手が足りていません。組織規模に対して、向き合っている問題があまりにも大きすぎるのです。そのため私たちのパーパスやミッションに共感いただける方には、ぜひピリカに入社いただき、一緒に環境問題の解決に取り組んでいきたいと思っています。

最後に

今回の記事ではピリカの事業や組織の概要を紹介させていただきましたが、今後はピリカでの具体的な業務内容や、組織での取り組み、所属するメンバーの声など、様々なテーマで記事を更新していきますので、ぜひ楽しみにしていてください!

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