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ちょこっと読書レビュー#なぜ僕らは働くのか第4章

金曜日→土曜日の夜、仕事もなかなか思うように進まずです。ひと段落したので、一旦離れて、家の近くのTSUTAYAで前から気になっていた本を手に取りました。今回ちょこっとレビューする本はこれ↓

なぜ興味が湧いたのか?

なぜ勉強するのか?なぜ働くのか?テッパンの問いですね。ぼんやり答えは自分の中でもっていますが、より明確にイメージするために考える材料として購入してみました。

4-1お金があれば幸せ?

これは有名な問いですね。幸福度は一定の経済力以上は幸福度は経済力と相関しないって。簡単に言うと「お金ありすぎると、幸福度は高かったり低かったりする」ってことです。幸福度って抽象的ですが、何となく言いたいことは分かるし、まぁそうだよなって感じですよね。

続けて幸福度を何で判断しているか?ってのもおおよそ予想通りです。家計>健康>家族関係>精神的なゆとり...です。「ある程度お金に困らなければそこそこ幸せを感じることはできる」ってことですね。普通!

有名なレンガ積み職人のお話も挿入されていました。仕事を労働と捉えるか、お金稼ぎと捉えるか、はたまた...

4-2活躍する人の働き方

初めっからうまくいかないよ働くって。成功体験積んでうまくいくようになってくるんだよって話。普通!

ガマンも必要だよ。でもそれが「良いガマンなのか悪いガマンなのか」は常に問い続け、悪いガマンならしないほうがいいよって話。
これに関しては、個人的に前職で感じました。経緯は割愛しますが、前職は精神的に病んでいました。八方塞がりの中どうしようどうしようと悩みすぎていましたね。まさしく不当で悪いガマンでした。

4-3仕事がうまくいく人の行動の特長

ジョンDクランボルツさんが提唱した「計画された偶発性理論」に関するお話です。見出しの通り、うまくいく人の特長は5つだそうです

好奇心/持続性/柔軟性/楽観性/冒険心

自分は結構くよくよ深く落ち込むので、楽観性がもっと欲しいし、持たなければいけないなぁって思いました。

4-4幸せに働くためには

さて、本題です。幸福度と働くことのバランスのとり方です。「ハッ」としたことはズバリこれ↓

成功と幸せはちがう

幸せは自分のそばにあって気づくもの

もっともっと成功したい(多分お金が欲しい、名誉が欲しい、人と比べて〜)みたいなことは本質的に幸せの原因ではないってことです。綺麗事感満載だけど、素直にいい言葉だなって感じました。

有名なジョブズのお話も挿入されていました。

今日が人生最期の日だったら、今日やろうとしていることやるか?と自分に問い、NOが続くようなら生き方は見直した方がいい

ここまでストイックになれませんが、このスピーチは他の部分もオススメなので、もし知らない人いたら一度通しで聞いてみてください。

子育てに活かせるポイント

noteは教育や子育てを軸に書いています。今回もこの角度から考えてみたいと思います。まず、子どもにとって「働く」ってのは遠いお話で、「勉強」が労働みたいに捉えられていることが多いと思います。

勉強は労働なのか?経済力のためなのか?否

よく、「将来困らないようにするために勉強するのよ!」というフレーズを耳にすると思います。私個人的にも、大学受験のための講師をしている頃、いい大学=>仕事が選べる=>お金稼げるみたいなロジックをもっていました。

蓋を開けて見ると、違いますよね。残念?なことに大学フィルターは一定程度今もこれからも残るとは思いますが、現代においては少数派だなと。

だから、いつの日か息子に聞かれたらこう答えます。

やりたいこと、やりがいを感じられることから逆算して勉強したいことを決めて学びなさい。

言うのは簡単ですが、これを言うためには、親も努力が必要だと考えます。

親が努力するべき2つのこと

「観察眼」と「教養」です。

子どもが何にやりがいを感じているのか本質を見抜く観察眼と、逆算できる教養が必要だなと思います。だから今たくさん見識を広げるためにたくさん本を読んでいるとも言えますね!

毎日、マインクラフトやYoutube、ゲーム三昧の息子もつぶさに観察したり対話をしていると、「練習してできるようになりたいんだよ」という本質が見えてきました。

一方で、以下の記事にも書きましたが「できないことは、徹底的にやりたくない」という性格も持ち合わせています。

「計画された偶発性理論」で息子に現段階で最も足りないのは「冒険心」なのかな?これが逆算できる教養だと思います。(笑)

彼の可能性を決めつけることなく、常に導いてあげられる親でありたいものです。

まとめ

・お金はやっぱり大切
・幸せとお金は切り離して考える
・なぜなら幸せは感じるものだから。結果、幸せだけどお金がないはあり得る
・子供のやりたいことから本質をみつけるために、観察眼を磨くべし
・いろんなことに気づいたり、導いたりするためには教養が必要
・柔軟性をもって導いてあげよう
・(おまけ)自分はもっと楽観的になろう!

以上です。おわり。バイバイ!




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