地球はいつ、宇宙はいつできたの?と問われ、自宅資料をひっくり返した(前編)
noteを毎日書く2021年12月にしたいなと思う4日目!…でも寝てしまったので朝起きて書いてます。まぁよしとしよう。
さぁ今回は、昨年と今年、力を入れてきた図鑑などの資料をどの程度使えているのかを紹介したいと思います。!
多くの子どもが学研や小学館の図鑑で、または友達が知っていたりなどで恐竜に関心を持ち「中生代」などのワードを知っていることでしょう。中生代は地質年代の1つで、それらを俯瞰して見ると地球や宇宙の歴史に想いを馳せることができます。お子さんと一緒に学んでみると面白い分野です。
家にちょうどたくさんの資料があったので、そのプロセスをガッツリ振り返っています。
まえおき
意外と長くなってしまった(本題は次のチャプターです)
我が家のこどもの学び基本方針
自身がnoteを書いている理由にもつながるのですが、
です。基本的にやれやれと言わず、自分で興味を持って探求したい機会を創出するだけ。その代わり興味を持ったらとことん深めてあげることを心がけています。
と、偉そうに書きましたが実際につながるのは10回に1回くらいです。それでも自発的に深めた学びは、算数なら5歳くらいには時計は分まで、くり上がり足し算の概念、6歳で60進法(3時間18分は何秒)、国語なら漢字数えたわけじゃないけどざっと500文字くらいは読めるんじゃないかな?
表現のニュアンスが難しいんですが「うちの子すごいでしょ!」って伝えたい訳ではありません。学びの素材が身近な生活の中にたくさんあるのに、そのチャンスを逃してしまうのは勿体無い。大人も学べば、アイテムさえ持っていれば子どもの学び、学ぶ意欲を深められる!ってことを伝えたい。
その実例として息子の状況を書いています。自ら学んでくれるって微笑ましいですよね。なのでもしかすると、中学受験を考えている人にもいい発信になるかもなって思います。
意外といけるよ大人も学べば
子どもの疑問に対して、大きく分けると2種類の回答がありそうですね。
知らないなぁ、調べてみるね
学校の先生に聞いてみて
どっちがいいか…子どもが学びを深めて欲しいなら前者です。近くの親が知的な好奇心が高いことが一番の良薬です。
義務教育で扱う地質年代
これも大切です。日本の義務教育は結構すごいので、中学くらいまで学び直せば、子どもの疑問に返すことができます。今回扱おうとしている「地質年代」も中学校3年生で、「古生代」「中生代」「新生代」、中生代は恐竜の時代ね!って学んでいるはずです。
ただ本質を返すとなると、それ相応の知識や学び直しが必要になりそうです。私自身も中学理科の講師をしていましたが、図鑑などで学びなおすと、100のうち30くらいしか伝えられていなかったなと反省しかありません。
小学校理科
小学校の理科は、小学校3年生から4年間学びます。学習指導要領では4つの領域に分けられています。「エネルギー」「粒子」「生命」「地球」です。紛れもなく「地球」の領域で地質年代を扱います。6年生ですね。
中学校理科
間髪入れず、中学校1年で学びます。「地層」の年代を知る手がかりとして「化石」があります。化石によって年代を知ることができます。三葉虫は古生代、恐竜は中生代、マンモスは新生代という具合です。
やっと本題、ひっくり返した自宅資料
自宅資料たくさんあります
この2年の資料収集で心がけ、それは1つの分野で様々なレベル感のものを用意することです。うちにある地学関連のものamazonリンク貼ります。
ここまでで1万円超えてますね。こわい…
サイエンス大図鑑で大体こと足りる
概観を掴むにしても、本質を知るにしても大体事足ります。ただ少しハードルが高い「サイエンス大図鑑」を例に紹介します。
地質年代を作品で調べるとなんと6ページもヒットします。まず直接的なのが186-187頁の「化石記録」です。この図鑑の特徴の1つとしてBEFORE(それまで)とAFTER(その後)が書かれていることです。
これによって、本質に迫る手がかりであるその分野の歴史を手軽にさのぼったり、この後どう発展していくのかを手軽に確認できます。例えば今回の場合は…
さかのぼる
P184-185|岩石の成り立ち
P38-39|古代の世界観
その後の発展
P188-189|始祖鳥の発見
P190-P191|地球の年代測定
P298-P299|放射線と放射能
他にも多数派生
P200-201|進化の仕組み
遺伝や進化の法則に派生
P356-367|プレートテクトニクス
P358-P361|地球の活動
いかがでしょう?「地質年代」というキーワード1つで、この分野の歴史をざっと概観することができます。まとめると次のようになるでしょうか。
中学校理科講師をしていたときの自分に言いたい
上記の全体の科学としての歴史をもっと語れば良かったと後悔しかありません。理科に全く興味を持たない子をたくさん見てきました。講師生活の晩年は化学の講師をしていた訳ですが、その切り口でも、これくらいの歴史観を振り返れば、いくらでも語ること興味づけはできただろうに…多くの科学嫌い(化学嫌い)を産み出してしまったと反省しかありません。
おわりに、前編のまとめ
子どもの疑問に寄り添う大人になるためには、とりあえず義務教育くらいは学びなおすことをオススメします。とはいえ時間がなかったり有益な資料が不足していると思うので、資料を漁ってまとめます。
お子さんが興味を持った瞬間に、これらを、さも自分で学んだかのように(それでいいんです)語っていただき、この世から1人でも科学が好きな子どもが増えればいいなと切に願っています。
熱く書いていると、もう軽く2000文字を超えてしまいました。時間も2時間ほど要してしまいました。この続きは後編に綴りたいと思います。バイバイ!
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