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サステナブル

 数か月前からだけど、uber eatsの注文で「使い捨てアイテムを使用する/しない」という文言が表示されるようになった。

 環境に配慮してますよー、地球にやさしいですよー、というのが流行り、いや、流行りという書き方は違う気がするけど、レジ袋を削減するための有料化やプラスチックストローをなくしていこうという最近の流れで、基本は使い捨て容器や食器のオンパレードなuber eatsも何かしないといけないな、とでも考えたのか。

 しかしまあ、お店側にとっては急に始まった選択制度で、通知とかもなかったし、最初はかなり混乱した。

 「使い捨て容器を使用しない」という表記だったので(今は使い捨てアイテムに変更されてる)、皿に盛りつけてフォークを付けて配達してもらわなきゃいけないのかな、とやってきた配達員の方のも相談したのだが、トロフィーマークの付いたベテラン配達員ですら、「初めて見るメッセージ」とのことで、さすが外国企業、予告もなくいきなりそーゆー企画が始まったんやなと。ビジネスにスピード感は大事だけど、な。

 結局はいつもどうりの使い捨て容器で配達してもらったんだけど、上のつぶやきのとおり、食器回収システムを構築すればエコにはなるよね。

 ただ配達と回収、二往復になるから配達コストは倍になるけど。

 町の中華屋とかはそのシステムでやってるから可能なんだろうけど、コストの問題なんだろうな。

 その後は、下のつぶやきのとおり自己解決したけど。


 サステナブルとは?

 これかな?

 秋元康さんはその時々の流行りコトバをうまく使って、マイナーコード使いまくりの情緒的な昭和歌謡をその時代の美少女に歌わせるね。

 まあ、それは置いといて。

 人間・社会・地球環境の持続可能な発展、らしい。サステナブル。

 でもまあ、ボクが記憶してる限り、三十年前からそういう動きはあったし、今でいう「MY箸」みたいなのを持ち歩き、外食では割り箸を使わないというやつはいた。

 まあ、そういう流れが今きてるだけ、かも知れんね。サステナブルというキーワードで活動して稼ぐやつもまあまあいるんやろね。

 

 楽天市場がサステナブルをキーワードにEARTH MALLなるものを始めてる。

 取り扱い商品を見たところ、混合玉石だけど、フェアトレードのコーヒー豆を見た瞬間に、あ、これダメだ、と。

 3年ほど前のジャパンバリスタチャンピョンシップを観に行った際、中南米のコーヒー農家の人たちが、フェアトレードコーヒーについて物申すために来日しててボクもその人たちのお話を聴いたのだけど、フェアトレードは確かにフェアトレードなんだけど、参加できてるコーヒー農家はほんの数パーセント・・・。会社化されてるような大きい農家は参加できて、家族経営の小さな農家は参加できない。なぜか。

 参加基準が欧米目線のため、現実に即してない。

 大半のコーヒー農家は、家族総出で農園経営をしてるのだけど、総出ということは小さい子供まで動員して、コーヒー豆を栽培・収穫してる。で欧米の基準だと子供を働かせることは児童虐待にあたるから、そのような農家はフェアトレードに参加できない、と。

 裕福な農家はフェアトレードでますます裕福に、貧乏農家はフェアトレードに参加できず、貧乏なまま。

 この話を聞いて以来、フェアトレード眉唾もんだな、まあ、コーヒー豆以外のフェアトレードの基準や仕組みがどうなってるかは知らんけど、お涙頂戴のだまし商法としか見れなくなった。フェアトレード専門店とかはまず入らんなあ。救うべくを救ってないもんなあ。

 ただ、もしかしたら来日してたコーヒー農家の方たちはフェアトレードを陥れるための偽物かも知れんし、この辺はなにが真実なのかわからんね。

 サステナブル、な感じは3年くらいは流行るかもね。


 世の中に真実なんてなにひとつないけど、ぴらにやカフェに来店して、コーヒーやお菓子美味しいねーと言ってくれるあなたの言葉だけは真実です。

 

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