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小さな骨壷 - 17週5日の赤ちゃん

17週5日でお別れをした娘の遺灰はなんだか味気ないプラスチックの容器に入れられていた。


これまでのお話。


ニュージーランドは骨が残らず灰になるように火葬するみたいで、容器の中には普通の茶色の紙袋が入っていて、その紙袋の中にダイレクトに遺灰が収められていた。

この遺灰をどうするかはまだ決めかねている。

父が眠っている日本の実家のお墓に入れてもいいんじゃない?と母は言ってくれたけど、ニュージーランドに永住する予定でいるからには日本に置いてきてしまうのはかわいそうな気がしてなかなか決心がつかず。

とは言っても、ニュージーランド含めた欧米文化では散灰することも多いみたいだから、ゆくゆくは手放すことになるのかもしれないけど、2ヶ月以上たった今でも、遺灰を見る度にお腹の中にいたんだよなぁと感情が込み上げてきて泣いてしまうくらいなので、その覚悟はまだできていない。

1月に流産した子を自然に返した場所で散灰するのもいいかなぁと思ったりもするけど、きっともう少し先のことになりそうかな。

とりあえず、どれくらい手元に置いておくか未知だったので何かかわいい容れ物が欲しいなぁと思って、小さなサイズの骨壷を探してみた。

楽天で購入して、母に日本から送ってもらうこと6週間くらい・・・

届きました!

手のひらサイズでかわいい!

手のひらサイズの骨壷


メモリーベアと一緒に撮った写真。

メモリーベアと骨壷

子の体重が144gだったので、大きさ的に十分かなと思ったら、むしろピッタリでもう少し灰が多かったら溢れてしまうくらいだった。ニュージーランドでは胎盤も一緒に火葬するからかな?

しばらくはメモリーベアの隣に置いて、心の準備ができるまでは一緒にいようと思う。


小さなサイズの骨壷を探していて、気になる方、楽天でミニ骨壷、てまりというキーワードで検索してみてください。

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