「自分がやりたいことだけを優先させてやっているという生き方のなかには、 幸福をみいだすことはできない」 (2020年3月25日メルマガ掲載)

先週は「もう疲れたよ・・・」と愚痴ってしまいましたが、そろそろ身体も自粛にも慣れてきました。

この自粛の影響で、家にいる時間が増え、ご近所の方とお話することが増えました。

それまでは、挨拶程度で話をする機会はありませんでした。

温かいご近所の方々のおかげで、子供も私も、楽しい時間を過ごすことができました。

私は田舎で育ったので、ご近所付き合いが当たり前でした。

ご近所さんの家の畑で野菜をとらせてもらったり、近所のおばあちゃんやおじいちゃんと山に行って山菜をとったり、川に行って、魚をとったりといろいろな経験をさせてもらいました。

小さい頃は楽しかったのですが、思春期から大人になってくると田舎が息苦しくもなってきたのを覚えています…なにもかもがスケルトンすぎて(笑)

今でも実家に帰ると、近所の方が野菜を届けてくれたり、お茶を飲みにきたり、畑でなにかとったりと、ご近所付き合いは継続している様です。


人と関わることって、良いことだけではなく、しんどいことも多いですよね。

楽しいこと、嬉しいこともあるけれど、

気を使いすぎて疲れてしまったり、

心ない言葉で悲しいなと思うこともたくさんあります。

私自身もしんどいなと思うこともあります。

人間関係で受ける精神的ダメージは大きいです。

できることなら、心置きなく話せる人、信頼できる人たちだけの中で生きていきたいとさえ、思ってしまいます。


友人に勧められた子育ての本の中にこんな言葉がありました

「自分がやりたいことだけを優先させてやっているという生き方のなかには、幸福をみいだすことはできない」

人間関係でいえば、

自分自身が不快にならないために内に籠れば籠るほど、

自分自身の快適さを追求すればするほど、

人を遠ざけてしまう。

そして、幸せは遠のく。

そういことでしょうか。

家庭、仕事、子育て、友人関係などすべてにおいて、

誰かの幸福ではなく

自分自身の幸福や心地よさにに比重を置きすぎてしまっていると

反省しました。

子育てに関していえば、

子供のことではなくて大人の都合を優先させてしまうことが

たくさんあると思います。

子供が怒るのも無理ないなぁと(実際に怒られたんですが・・・)


日々の忙しさに目が回っていましたが、

自粛によって

「本当に大切にしなければいけないことはなに?」

「幸せってどういうこと?」

そんな問いについて、落ち着いて考える機会がもてました。


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