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32歳の振り返りと、33歳の抱負

昨日、33歳の誕生日を迎えた。せっかくの節目なので、32歳の振り返りと33歳の抱負を、つらつらと語ってみよう。

(お祝いのコメントをくださった皆さま、心からありがとうございます!)

取材ライターとして前進できた32歳

私の32歳は、これまでの人生でもっとも濃密な1年だった。

昨年の今頃、私は悶々としていた。

ライターとしての成長が頭打ちになっている。このままでは素人の域を超えられない。自己流で文章を書き続けた先に、果たしてプロの道が拓けるのだろうか……。


悩める私に差し込んだ一筋の光は、フリーライター・中村洋太さんのライターコンサルだった。緊張で震えながら中村さんにTwitterのDMを送ったあの日から、私のライター人生は大きく動き出したのだ。


2022年2月、初めて中村さんのコンサルを受けた。そのわずか半年後、自分の記事が天下のYahoo!ニュースにいくつも掲載され、著名人インタビューのチャンスまで掴むことができるなんて、どうして想像ができただろう。

自主企画のインタビュー記事がとある編集者の方の目にとまり、執筆依頼に繋がったこともあった。素晴らしいご縁と取材経験に恵まれ、感謝しかない。

ココナッツ農園を訪問し、フルーツ事業を立ち上げる起業家に取材した

ライフストーリーは唯一無二で、ひとつひとつの取材に思い入れがある。熱量高く生きる人々の話には、聞く側の魂を揺さぶるパワーが宿っている。

音楽ユニット「YOASOBI」に単独インタビューという、夢のような経験もさせてもらった。代表楽曲『群青』の爽やかで疾走感溢れるメロディーを聴きながら、歌詞を自分自身に重ね、取材本番に向けて気持ちを奮い立たせた。

一世を風靡する才能溢れた若いふたりの情熱に触れて、私の心もはち切れんばかりのエネルギーで満たされた。あの数日間は私にとって、まさに「大人の青春」だった。

感じたことない気持ち
知らずにいた想い
あの日踏み出して
初めて感じたこの痛みも全部
好きなものと向き合うことで
触れたまだ小さな光
大丈夫 行こう あとは楽しむだけだ

YOASOBI『群青』歌詞より抜粋


インタビュイーからの「あなたに記事を書いてもらって良かった」「伝えたいメッセージを世の中に届けてくれてありがとう」という言葉。

読者からの「記事を読んで勇気をもらった」「素敵な人柄が伝わる記事だった」という言葉。

そんな温かいメッセージをいただくたびに心が震え、目頭が熱くなる。あぁ、取材ライターとは、なんて素晴らしい仕事なんだろう。

改めて、ライターとしてステップアップするきっかけを与えてくださった中村さんに、心から感謝を伝えたい。

33歳の抱負

BtoBライティングに挑戦したい

幸運にも、1年前の自分には想像もつかない素晴らしいご縁とチャンスに恵まれ、ここまできた。

だが今後は、自ら積極的に行動を起こして、新たな可能性を切り拓いていかねばならない。限界を定めず、「やってみたい」と少しでも興味を持ったことは怯まずチャレンジしたい。

当面の目標に据えているのは、興味が増しているBtoB案件の獲得だ。私はBtoCしか経験がないけど、会社案内やサービス紹介、採用ページの社員インタビュー、対談記事、導入事例などにも挑戦してみたい。

営業職の経験やリフォームに関する知識など、前職で培った知見も生かしたい。

今の私にとってはどれもハードルが高く、チャンスを掴むための手段は暗中模索状態。できることから行動を起こし、日々の種まきを大切にしよう。


カンチャナブリひとり旅にて

私が「書き手」として一番大切にしたいのは、誠実であること。刹那的な利益やバズを追うのではなく、目の前の仕事ひとつひとつを丁寧に、読み手にも自分にも誠実な文章を紡いでいきたい。

その延長線上で、世の中になにかポジティブな影響や価値を与えられる文章を届けることが、私の目指すライター道。並行して、自分が提供した価値相応の報酬はきちんといただくなど、サステナブルに働ける環境を徐々に整えていきたい。

1年ぶりの一時帰国にて、4つ下の妹が撮影してくれた写真

正直ここ最近は、「もっと実績を増やさなきゃ」「もっと早く、もっと早く……」と焦燥感に駆られていた。でも執筆スピードは引くほど遅いし、タイムマネジメントも下手くそだし、「全然ダメじゃん」とヘコむことばかり。

それでも、「死ぬまで続けたい」と思える大好きな仕事に出会えたことは、何事にも代え難い幸せ。時間はたっぷりある。マイペースに頑張ろう。


スキンケア改革

ライターの話から一転、もうひとつの大きな目標には「スキンケア改革」を据えた。今の私にとって急務なのである。

先月の一時帰国で大学時代の友人と再会したとき、彼女が真剣な顔をして言った。

「30歳を超えるとさぁ、もう顔かたちというより、どれだけスキンケアに力を入れてるかが勝負だと思うのよ」

ズシリと重みのある言葉だった。振り返れば、スキンケアを怠ってばかりの人生。クレンジングや洗顔は超適当、日焼け止めをろくに塗らない、日差しが厳しいこの南国で肩を出して長時間歩きまわる……。

「まだ若いから平気」と、自分に言い聞かせてきた。でも悲しいかな、気付けば20代の頃より肌のくすみが目立つし、シワも増えた。精神年齢は幼いのに、確実に歳をとっている。この事実を、真正面から受け入れられていなかったんだと思う。

スキンケアをサボっていたツケは絶対に回ってくる。というか、もうすでに回ってきている……?(震撼)

やばい、このままじゃアカン。絶対にアカン。現実を直視して、抜本的な意識改革と、実年齢に応じたスキンケアやメイクの研究が必要だ。さもないと、将来取り返しがつかないことになる。

エイジングケアのため、慌てて購入したスキンケアグッズたち

一時帰国から戻り、これまでにないほど丁寧にスキンケアを行ってみた。朝と夜のシートパック、就寝前にたっぷりと保湿、唇にワセリンを塗る、など……。

すると、たった1週間で肌がかなりモチモチプルプルに改善したではないか。なんてこった。ちゃんとケアしたら、ちゃんと綺麗になるんだね。

自己肯定感高く生きるには、外見に自信をもつことが大切だと思って生きてきた。パーソナルカラー診断や骨格診断といったプロの指導やアドバイスも受け、自己プロデュースに力を入れてきたつもりだった。

3度に渡るパーソナルカラー・プロ診断の結果は「イエベ春」

でも表面だけ繕って、土台となるスキンケアを怠っていたのでは、すべてが台無しだ。遅すぎる感は否めないけど、数十年後も幸福度が高い人生を送るために、33歳はスキンケアに力を入れたい。

まずは良質な睡眠、バランスの良い食事、運動、UV対策、水分をしっかり摂る、ストレス溜めない……これらを心がける。

極力お金はかけない。そのかわり、スキンケアの工程ひとつひとつを丁寧に行って、1日20分でも30分でも時間を投資していきたい。客観的に数値で分析したいから、肌診断も受けたいな。

2日前にLAZADAで購入したスチーマー400バーツ(約1600円)


理想は、薄付きメイクでも内側から発光するような艶と透明感を手に入れること。とにかくベースを美しく保つこと。さらに欲張って、色っぽさも欲しい(笑)。

今の私からすると正直程遠いけど、何事も日々の積み重ねで運命が決まると思うから、頑張って習慣化します。女性って楽しいけど、マジで大変(笑)

“20歳の顔は自然からの贈り物、30歳の顔はあなたの人生。でも、50歳の顔はあなたの功績よ”

VOGUE JAPAN「ココ・シャネル──新境地を開いた女の人生を輝かす30の言葉」より引用


1年後、「人に会うたび肌を誉められまくって、困っちゃうよ~。ガハハハ」と鼻高々になっている自分に会えたらいいな(笑)

大人の女性にはまだまだ程遠いですが、33歳の私もみなさまどうぞよろしくお願いします(*´꒳`*)



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