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~中学不登校からトンネルを抜けるまで~返金🉑

noteを始めてから、近年の不登校児の右肩上がりの人数の増加を肌で感じています。
長い行き渋りをおおらかに見守り、子供と家で過ごしている方、学校に行かなくても機嫌よく子供が過ごしている家庭、フリースクールや山村留学を活用している方、本当に皆さん色々な形でよく頑張ってらっしゃるな、と思います。私には出来ませんでした。また今のような学校以外の受け皿も充実していませんでした。

我が家の不登校はほんの一年間ちょい(中3)でしたが、生きた心地はしませんでした。今でも思い出すと、胃がキューってなります。親として違うフェーズに入った私が奔走したあの辛かった時期を思い起こし書き記しておこうと思います。

息子は、多くの子がそうであるかと思いますが、狭い世界で生き、他の選択肢を知らず、自分の人生はもう終わりだ、と死んだような目で家にこもる状態でした。(中学受験の経験も記しています)

学校に行かず家で笑顔で過ごすなんて!noterさん方、素晴らしいです。きっとそんな皆さんは私とは育て方が違ったのかな、と感心します。それか、不登校になってからご自分が変わられたのか。
そのように、不登校とは親も子もそれぞれが違う百人百色の現象です。誰にでも効く特効薬はあるのでしょうか。

私も調べるうちに学校にこだわることはなくなりました。ですので、今お子さんに居場所があって笑顔で過ごせている方にはこの体験談は参考にならないと思います。もう大事なものが家庭の中に存在しているのです。

でも、もし当時の私と同じように、まだトンネルの中でなす術がないと重い気持ちを抱えている親御さんには、参考になることがあるかも、あってほしいという思いで記憶を辿り書き残したいと思います。
お子さんの笑顔を取り戻すために。イキイキと人生を過ごしてもらうために。

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