時給50円のこじらせ社畜夢物語

昨日、仕事を退職したのち、脱会し忘れていた職場のグループLINEから
防災訓練のお知らせが流れてきてギョっとした。
とっさにLINEグループ脱会したら、BOSSから
「びっくりしたよね？ごめん。元気？」とメッセージをもらった。

そのせいか、今朝の夢に前の職場が出てきた。
夢の中で私は、仕事を辞めたけど前職場に電話しないといけない用があって、
ＢＯＳＳ→上司１→上司２→上司３

の4人と電話越しに話さないといけないという夢だった。

ＢＯＳＳ＆上司１は、わたしが入社してすぐヒヨコの時代からかわいがってくれてたので、話しててすごく楽しかった。
けれど思いのほか2人がしゃべるので、
「みんな、業務でめっちゃ忙しいはずなのに、わたしとこんなにのんきにしゃべってていいのかなぁ。申し訳ないなぁ。」

と夢の中で思っていた。楽しいより申し訳ないが勝ってしまう難儀な性格だ。どうやって切り上げようか…と夢の中で悩んでたら、


「上司２に代わるね！」と言われて向こうで受話器をパスされる。

上司２は、私がとても苦手とする上司。
この方の仕事のやり方がぜんぜん合わなくて、うつ寸前までいった苦い過去がある。

電話越しに相変わらずの圧で話しかけてくる上司２。

頭がぜんぜんついていかなくて、言葉が出ない。
相槌打つので精一杯。
適当に愛想笑いをしてる間に、上司３に代わったところで目が覚めた。

そういえば、仕事で病んでた時期はほぼ毎日仕事の夢を見ていた。
わたしはめちゃくちゃ寝言を言う人間なので
毎朝、オットが「今日はこんな寝言言ってたよ」と報告してくれるのが日課だった。

「お母さん、私に〇〇君のこと任せてください」（高校生の親子のカウンセリングしてる）
「How do you think？○▼※△☆▲※◎★●・・」（英語で会議してる）
「ゔ～～ゔ～～～」（悩みすぎてもう唸っている）


というようにほぼ仕事の夢を見てた。

くっそーーーー！！夢で働いたって給料でないのに！
夢でも働くってどんだけ社畜やねん！！！

というのが当時の心境だった。
夢で働いてる分まで換算したら、
私の時給ってリアルに50円くらいやったんじゃないかなと思う。

ちょっと話がそれるけれど、私の入社式で、
偉い人が新入社員向けにお言葉をくれる場面があったのだけれど

A部長：「入社して最初の1年はとにかくがむしゃらに仕事をやりなさい。休みの日も、常に仕事のことを考えるくらいに！」

B部長：「社会人にとって大事なのは切り替えです。どれだけONとOFFを切り替えれるかが大切です。仕事が終わった瞬間から仕事のことは忘れましょう」

と天と地くらい違う言葉を立て続けに聞いて、
会場がピリついたことを思い出した。

ONとOFFってのはとっても大事で、ほんとに切り替えないとだめよ。
私も頭ではわかってるし、そうしようといろいろ工夫もしてきたけど
毎日夢でうなされてたあたり、切り替えが上手くいってなかったんだろうなと思う。
その日一日あったことや心に残ったことが割と夢に出やすい。

（小声で脱線）かなり突拍子もない夢も多い。
過去に、う〇ちを食べる、というかなりキテレツな夢を見た日、夢占いを見たら、それは金運が最高潮の証だ！みたいなこと書いてたので、思い切って宝くじ（スクラッチ）を1000円分買ったら200円だけ当たった。800円損しとるやないか。

お目汚し失礼。本題に戻る。

仕事を辞めてから、
・無理に人にあわさない
・会いたい人にだけ会う

ということをちょっとずつ取り入れてきたけれど
今朝の夢の中で、未だに元上司たちに気遣いまくってる自分に対して

なんだかちょっと損した気分になった。

夢という架空の空間ですら気遣ってる自分。
ナンダカナア。

そして、わたしのgoogle photeって本当に意地悪で
そこそこの確率で、上司２が映った写真を

「思い出」みたいな感じでサジェストしてくる。

上司２だけじゃなくて、横に大好きな上司や先輩が載っているから
消すに消せないというか。
なんとなく消したら負けな気がしてしまう。

相変わらず、こじらせんてんなー。
と思う、秋の肌寒い朝でしたとさ。