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お手紙が好きなあなたへおすすめ本「漂流郵便局」

秋の夜長にぴっぴのおすすめ本を紹介するシリーズ。
3冊目は!

▼「漂流郵便局」久保田沙耶

実は、My hometownでもある香川県に、粟島という島があるのです。
そこに実在する、「漂流郵便局」。

そこには、全国のいたるところから、届け先のわからない手紙が届きます。

・亡くなった人
・過去の自分
・まだみぬ我が子
・愛するペット
・大切な場所

など、あて先は、もはや人を超えている。


もちろん返事は来ないけれど。

漂流郵便局あてに、何度も何度も
はがきを送る方もいる。

クスっと笑うようなものもあれば
やはり、亡くなってしまった方への手紙は何度読んでも泣いてしまう。

1通目は「一緒に旅行へ行こうと約束したじゃない」という内容だったのに
何度も何度もはがきを出すにつれて、
まるでそこにご主人がいるかのように、やさしい言葉に代わっていくおばあさまや

「お前のことを、1日として忘れたことはないよ。」
と11歳で亡くなってしまった息子に、毎年毎年はがきを書き続けるお父さんもいる。

お世辞にも上手とは言えない文字で
ハガキいっぱいに書かれたことばに
何度も何度も涙した。

この本には69通の手紙が収録されており、
どこのだれかもわからないひとの
こころのすみっこに、ちょっとだけおじゃまさせてもらう気になれる。


なんと、実在するのこの漂流郵便局では
「自分宛だ!」と思ったハガキを持ち帰れるらしい。
そんな素敵なことってあるのか。。

足が良くなったら、絶対に行こうね、とオットと約束している場所の一つなのである。

・・・ひらめいた!!!!
「歩けるようになったオットへ」っていうハガキを、近々出そうではないか!
ふふふ。


実は、お母さん宛てだけを集めた、第2弾も発売されている。
だけれども、わたしはまだ、読む勇気がない。笑
もうお母さん宛てというだけで、涙がでてくるのだ…笑

誰か、代わりに読んで、感想教えてください笑

そして、わたしの大切なnoterさん、もし粟島に行くことがあったら
ぜひぴっぴも召喚してくださいね。
県内のおいしいうどん屋めぐりツアーを企画しますよっ!笑

(ちなみに、讃岐弁で「ぴっぴ」は、「うどん」なんだよっ)

サポートありがとうございます。 大好きなオットのために、使わせていただきます🙏