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港区女子から学べば、、



私がファッションに完全に目覚めたのは
高校生の頃だった。

雑誌はなんでも好きだったが、


とくに原宿系
punkの精神、
Zipper girl
ブランドなら
コムデギャルソン、undercoverがかっこいい!

と、それらに傾倒するにつれて
私がよく口にしたセリフがある。


ー男ウケはださいよねー


反抗心をベースにしたアートやメッセージ性のある着こなしやブランドを

最上位の美とみなし
ブランドギャル系より優位だと信じ込んでいた私の、



そのセリフはのちのち20年以上も私を縛りつけるものになった。。



前にも書いたが、

卒業後の私はファッションのキチガイと化していた頃の勢いむなしく


あるコミュニティで人の目を気にする心理とが相まってナチュラルに転向していき、

男ウケは嫌+素朴


という
ただのとても感じよくない女(ブス?)として
暮らすようになっていた。



もちろん心は苦しみと、
以前みたいな自己表現できないモヤモヤのなかでいたが、


男ウケはしてないから、

まあ魂は
おしゃれかなどというとんでもない
間違えた自己肯定感を働かせていた。

そういう私はどこか男ウケしていると
勘違いしていた…!


髪も常にボブがマッシュ、ツーブロック。。


そしてアラフォーを迎えたある日


久しぶりに会う年下の友人達が皆港区女子になってやって来て、

私のコミュニティのなかの既婚未婚
男子をすべてかき乱しはじめた。

男子は喜びの嵐だが
女勢はたまらない。

いろいろあって虫のいどころが悪かった私は
大人気なく盛大にむくれた。


そして考えた。

ファストファッションしか地球にないと
思っているような、
芸術みたいな服をまるで知らない子たちが、

ヨウジヤマモトもコムデギャルソンも
通じない子たちが輝きまくって勝ちまくって
それで私はいいの?


というか私は、私は何がしたい?

本当の本当の本当のところでは??




私、
昔みたいに服をアートとみなして、
ユニクロ全部捨てる勢いで、

やっぱり宝石のような大切に集めた服を着たい!!

私なりに表現を爆発させたい!!

もぅ人の目を気にしたくない!と。


自由に自分を表現し謳歌する

彼女たちのおかげで、

彼女たちからいちばん遠い私の好き。

をきづいたら次々と思い出していた。


驚きながら感謝しながら後悔しながら泣いた。


こんなに変なとこに来ていたなんて。


いまでも
港区はソリャかわいいと思う。

けれど私は好きな世界がある、
港区よりかわいいし,美しい
と断言できる。

その世界がおざなりにされて廃虚になり
泣いてたような感覚。

はもうない。


しかも、
男ウケしてなくて、かっこいいね。
が史上最強だと感じていた未熟な考え

そこもいまや
ずいぶん港区から学んで、

女らしい髪型で赤リップに
ベーシックなデニム+ロックtや
punkなボーダーを着たい!

という前衛ぶる私も
おしゃれ思考停止時代の私もびっくりな、

エッジが効きつつも女性らしいファッションを
テーマに掲げている。

美しいファッションに
もうブランドが関係ないこともわかる。



これからも史上最高の自分にまた出会えるだろう
と思うと生まれて初めてワクワクする。


趣味思考違うとしても
輝いてたいという同じ願いをもつ美しい人たち
に出会うたび、


自分自身を見失わなければ

すべては学びと感化になり、、

良い方向にだけ変化していくとわかるから。
これからもずっと続けて


もう2度と、


同性ウケやマニアに特化させた極端なおしゃれも
人の目を気にするゆえのおしゃれ迷宮にも


戻りたくない。





#男ウケ
#港区女子
#ブランド

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