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4/6(火)『ナルゲキ昼寄席(1部&2部)』 備忘録


お笑いライブ•イベント制作会社のK-PROの新拠点として「西新宿ナルゲキ」が4/1にオープンした。

この劇場の目玉の一つが火曜日から金曜日まで毎日2回(12:00〜/14:00〜)開催される「ナルゲキ昼寄席」

その「ナルゲキ昼寄席」の初日である4/6の公演を観てきた。1部と2部、両方とも凄まじくおもしろく、笑い疲れる程だったので備忘録として残しておこうと思う。(なお香盤を思い出せないので出演者ごとに1部と2部の感想を書きます。)

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劇場に続く階段。笑いへの入り口。

笑い疲れてリフレッシュできる至高の1時間

実はK-PROのライブに来たのはこの日が初めてで、この1年少しの間はずっと配信で見ていた。画面越しでも楽しくて家でお腹を抱えて笑い、「東京では毎日こんなに面白いライブが…?」とカルチャーショックを受けていた。しかし、目の前で繰り広げられる漫才やコントはお腹を抱えるなんてものではなかった。千切れる。笑い過ぎて腹筋が千切れるかと思った。

昼寄席は1部も2部も60分間。この1年間見てきたK-PROのライブは90分〜120分間の公演が多かったのでチケットを買う時に「あれ?いつもより短いな」と思ったが、笑いがギッチギチに詰まった60分間だった。1公演終了後の満足感や余韻、そしてたくさん笑った疲労感と壮快感がとてつもなく気持ち良い。

もしこの近辺で働いていたら毎日通うのにな…と本気で思った。これだけ笑えたら午後からの仕事もいつも以上に頑張れる。

※なおこの昼寄席は配信がないので劇場でしか見ることができない。行くっきゃ無い。思い切って行って本当に良かった。

絶対におもしろいに決まっている出演者たち


こんなの…絶対におもしろいに決まってる…

絶対におもしろいに決まっているのだが、実際に見たら予想を上回るおもしろさだったので以下に感想を書き残したいと思う。
(順番はK-PRO公式Twitterアカウントに載っていた出演者一覧より)

ハナコ

1部はこの日本のどこかで今も繰り広げられてそうなシチュエーション…誰しも一度は似たような経験をしたことがあるような会話の悩みだと思う。それがコントになるとこんなにおもしろいのかと、「あるある…似たようなことあるけど…!」と思いながら爆笑した。岡部さんが叫ぶたびに客席からは大きな笑い声が上がり、颯爽と現れた菊田さんを見つめる秋山さんの怪訝な表情に笑いを禁じえなかった。

2部はかわいい女の子姿の岡部さんと、彼女にプロポーズする秋山さんのコント。冒頭でちょっとしたハプニングがあったものの、それすらも咄嗟の気転で笑いに変え、会場は笑い声と拍手に包まれた。この日、この時しか見られないレアなコントになったと思う。


タイムマシーン3号

2部の1番最初に出てきたタイムマシーン3号。ナルゲキおめでとう、ありがとうを言いたくて仕方がない山本さんと、なぜかポケットから10円玉を取り出しナルゲキマークに供えて拝む関さん。
関さんのデブキャラ全開な漫才に抱腹絶倒。


磁石

1部のクイズ漫才はテレビでも見たことがあったのだが生で見たら更におもしろく、しかも「昼寄席」ならではのアレンジも加えられて観客一同心を一つにして「確かに」と思いながら爆笑した。
この時間帯だからこそ…というネタもこの先出てくるのかもしれない。

2部ではデートの漫才。永沢さんが繰り広げるデートプランと佐々木さんのツッコミで笑いが止まらなかった。


三拍子

1部、2部ともYouTubeの『三拍子の official channel』や、ここ1年間のライブ配信でも何回か見たネタだったが、とてつもなくおもしろかった。

まず1部。最初は「童謡短縮漫才」で、後半に「浅い童謡漫才」
まさか2本も見られるとは思わなかったので「浅い童謡漫才」が始まった瞬間、脳内ガッツポーズ。
会場全体に響く歌声に、会場全体から笑い声が轟いた。

2部は「徳川15代将軍覚え歌漫才」
これも何度見ても毎回笑ってしまうのだが、今までで1番最高におもしろくて腹筋が千切れた。
2人の熱量がすごくて動きも激しく、もう異空間に飛んだのかと言うくらい会場全体が揺れていたと思う。笑い過ぎてお腹が痛い。笑い過ぎて徳川将軍が全然覚えられない…!
配信も無いし、配信がないからもちろんアーカイブもない。この日、この時だけ見られた漫才だと思うと本当に来て良かった。
三拍子が出る「ナルゲキ昼寄席」全部見に来たい…。

西新宿でどこか私を雇ってくれる会社ありませんか?


Hi-Hi

1部も2部もひたすらボケて、ボケて、ボケまくる。そしてツッコんで、ツッコんで、ツッコみまくる漫才。そして観客は笑って、笑って、笑いまくる。
「ベテラン芸人が悪ふざけしてるだけ」みたいなことを言っていたけれど、この悪ふざけはずっと見ていたい。見てるとなんだか楽しくなる。


エルシャラカーニ

設定を言わずにコントを始めるしろうさんの自由奔放な漫才がすごくおもしろく、清和さんが突っ込む度にお腹を抱えて笑ってしまった。
2部の万引き犯コントは繰り出されるボケの数々に会場からの笑いが止まらない。
「トマト!」のギャグも見られて「これがあの…!生トマト!」と嬉しくなった。
なお、出番前の出演者は会場の外で待つらしく、半袖のしろうさんはとても寒そうだった。(冬とか真夏とか天気の悪い日はどうするんだろう…?)


はなしょー

1部は独身女性の家に入ってしまった空き巣、2部は告白の練習をする女子大生の姿から始まるコント。
哀愁や孤独、狂気と笑いが共存し、特に1部は「おかしいけどなんとなくその気持ちがわかる…!」と笑いながら共感してしまった人もいるのではないだろうか。(私だけだったら申し訳ない)
2部は最後にまさかのオチで爆笑。
どちらもおもしろくて一気にはなしょーが好きになった。


モンローズ

1部の一番最初に出てきたモンローズ。「ナルゲキ昼寄席」はこの2人から始まった。大声で幸先の良いスタート!
1部は旅行するとしたら…?
2部は居酒屋の店長になったら…?
どちらも宮本さんの大声とマエノさんのゆるっとしたツッコミがおもしろくてたまらない。
生で聞くと大声が骨の髄まで響く…!


おせつときょうた

実は東洋館で一度生で見たことがある「おせつときょうた」
その時も観客のお爺さんお婆さん達を大いに笑わせていたが、今日は(東洋館と比べたら)赤子同然の若さの観客も爆笑の渦に巻き込んでいた。
パンの漫才をしたのだが、早速タイムマシーン3号で少し出てきた「ブドウパン」という単語をネタに取り込むサービス精神。(思わず口から出てきたと言うようなことを言っていたが、こういう他の出演者のネタが出てくるのは嬉しい。)
言葉遊びのようなボケの数々は聞いていてすごく楽しいしおもしろい。
最後、「いい加減にしろ」を言わずにスッとあたまを下げて終わるところが粋。

女将

ホストクラブ漫才。まさかの設定というかまさかの組み合わせに笑いが止まらない。
「もしホストクラブが○○にあったら…」
話が進むにつれて○○ネタが強くなり、そして独特なツッコミが出る度に更におもしろくなる。
どんどん引き込まれていく漫才だった。

「ナルゲキ昼寄席」スケジュール

「ナルゲキ昼寄席」スケジュールはこちらのサイトから確認することが出来る。また、チケット購入ページもここから飛べる。

どの日も出演者がとても豪華で本当にできることなら毎日見に行きたい。

もし行こうか迷っている方がいたら、とりあえず一度行ってみることをオススメします。絶対にハマる。











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