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"赤"を纏うカジサックと梶原雄太―色彩心理をかじってみた―

私が応援している、赤ジャージの彼。

先日、カジサックの小部屋というチャンネルで、奥様のヨメサックと、すきな(似合う)服の色について話している一幕があった。

※18:45頃より


”梶原雄太”というひとは、赤いジャージ(&白タオル)を纏ったときにスイッチが入り、”カジサック”というYouTuberになる。芸人さんとのコラボ動画でときどき、「YouTubeってそんなにスイッチ入れないとできないの?」と、撮影前とのテンションの変わりようについて出演芸人さんに指摘されて笑いが起きる場面がある。

YouTube以外でも、TV出演の仕事などの際、楽屋で瞑想し気持ちをととのえ、気持ちにスイッチを入れてから臨むスタイルの梶原さん。

一方で、キングコングの相方である西野さんは、現場に来てそのままのテンションで漫才や収録をし、そのまま帰っていくようなスタイルだ。

仕事その他の活動に際して、何かしら、気合や心の準備が事前に必要なひともいれば、そのままのフラットな状態で臨めるひともいる。キングコングのふたりは正反対な部分を持っているので、研究材料としては本当におもしろい。

”カジサック”の衣装のジャージの色に”赤”が選ばれた理由は分からないが、私には、カジサックが、成功のために必然的に、知らずのうちに”赤”という色に引き寄せられていたような気がしてならない。


私は、色彩について興味があり、この療養期間中に色彩検定の本や、色彩心理についての本を読んでいた時期がある。検定については、鬱症状による集中力、理解力の低下で”覚える”ことが難しかったので受験はしていず、勉強的なことも完全にほったらかしだが、色彩と心理的な考察、色のもたらす効果については以前から本当に興味があったので、今もときどき読み返している。

そんな私がこの動画を観たときに、”梶原雄太”というひとと”赤”のことをいろいろ考えてみたらおもしろくなってきたので、ちょっと書いてみようと思う。


※ここから書くことは、私の個人的見解であることをご理解いただきたい。



色のイメージや効果でいうと、赤は、一般的に分かりやすいと思う。

イメージとして、アツい(熱い、暑い)、元気、やる気が出る、愛、エネルギッシュ、強い、警戒(とまれ)、血(闘争)、辛い食べ物、、、、、、などなど、想像しやすいだろう。

赤以外にも、色はそれぞれにイメージや効果をもっていて、色ごとに、見ること、そして身につけることによっても、それぞれの色がもつ効果が表れるという。癒されたいときの緑や、冷静になりたいときの青などが分かりやすいだろう。

青く着色された食べ物を拒みたくなるように、視覚でとらえる色というのは脳や味覚など、様々な部分を動かす。

(ちなみに、食欲の抑制に青い食器がいいと聞いたことがあるが、私には全く効果がなくおいしく完食してしまう、、、、、、)

しかし、どうやら、視覚だけでなく、皮膚、つまりは触覚でも色を感じ取ることができると先日TVの情報で知った。例えば、今日はすごくアクティブに動けたな、と思ったらその日赤い下着をつけていたことに気づいた、など。色って、そんなに力を持っていたのか、、、、、、


色彩心理についての本を、改めて開いてみた。

”赤”を好む人の特徴、というか、見出しの言葉に、私は驚いて笑ってしまった。

というのも、その言葉が



「義理人情に篤く 大きな愛をもっている人」



、、、、、、え!!!!

これ、完全にカジサック!梶原さんの性格まんまじゃん!!!!



、、、、、、すごい。


”梶原雄太”を言葉で表そうとすると、いろいろあるが、私はそのひとつが

「人情」

だと思っている。

★お世話になったひとのことを忘れず、恩を受けたら必ず返したい

★根が真面目で熱心

★大切なひとが傷つけられるようなことがあれば強い態度で闘おうとする

、、、、、という、彼の性格。


まさに、”赤” なのだ。


”カジサック”になる前は、このような本来の性格を世間にあまり出さずに生きてきたが、今、赤を纏ってYouTubeの世界で活動する中で、ありのままに近い状態の自分を出せるようになった彼だ。

新しい世界へのチャレンジにあたって、自身も気づかぬうちに自然と、”赤”を欲していたのかもしれない。

、、、、、、なんて、思えてならないのだ。

ネットをみても、ジャージを赤にした理由については参考記事がない。

単に、目立つ色、YouTubeの画面に映える色、元気な色など、決めた理由はほかにあるとは思う。

だけど私は、この”赤”が彼の努力を後押しする色だったんじゃないかな、と勝手ながら考えてしまう。

そして、”赤”が彼のスイッチを入れることの後押しをしているところまでは想像していたが、まさか、”赤”という色自体がこんなにも彼の性格そのものを表していたなんて。


ちなみに、赤を好むひとの傾向として、

*バイタリティにあふれる

*お金を稼げる成功者

*体を使うことが得意

*まっすぐで正義感が強い

、、、、、、などがあるらしい。


梶原さんと言えば、抜群の身体能力でおなじみだ。

漫才師としても1年目からすぐに売れ、今、YouTubeでは登録者数200万人という偉業を成し遂げている。

正義感については、「人情」とつながるところがある。


、、、、、、まさに、彼の色なのでは、、、、、、


今、カジサック以外の仕事の衣装(TVなど)でも赤を着ることが多く、気に入って買取もすることがあるという。

普段着は、おとなしいグレーや白黒などが多いようだ。仕事とプライベートで、スイッチのオン・オフをしているのかな?休むときはちゃんと休めるように、自然と落ち着く色を着ているように見える。

赤は、ここぞというときに自分を鼓舞する色でもある。そんな意味でも、カジサックの赤ジャージや、キングコングとしての漫才衣装(赤スーツ)というのは、彼が仕事に対する気持ちを高めるのに最高の色だ。



私の見解は、、、、、、


”赤”は、”梶原雄太”の力を、ありのままの状態で発揮させてくれる色であり、”梶原雄太”という人間そのものも表す色である。


本人は、「カジサックになってから赤を欲している」と言っているが、実は過去にキングコングのチャンネルで、西野さんとどちらが赤にふさわしいか対決をしている。私は、覚えてるぞ!笑

2014年。

見返したら、めっちゃおもしろいなぁこのふたり、、、、、、


ちなみに今、西野さんはひたすら黒を着ているイメージ。

”黒”という色は、心理的なことを考えるとネガティブなイメージがあると思うが、実はそれだけでなく、

強い信念、意志の強さ

を表したり、

プロフェッショナルに見せる効果もあるようだ。

他の色を際立たせるという特徴もあり、西野さんがキングコングの中で梶原さんのキャラクターを引き出そうとこれまで考え抜いてきたことも頷ける。


西野さんと言えば黒シャツか白シャツのイメージ。私がすきなのは、ラフな白いTシャツとキャップのときだ(←聞いてない)。

”白”には、

清潔感、緊張感などのイメージがあるが、”汚してはいけない”という警戒心から、心のエネルギーが不足しているときは選ばない色なのだそうだ。白を好むひとは、気持ちを切り替え前に進むエネルギーがあるひとだともいえる。純粋で、何色にも染まれる柔軟性があるということも、西野さんの性格には意外と頷けるのではないか。

私服で収録している「毎週キングコング」。
2人とも上下が白黒かぶりだったときは双子みたいだった。

カジサックのジャージも赤だが、
キングコングの漫才衣装も赤の時期があった。

漫才衣装が別々のときもあった。2015年、もしかして、梶原さんが、やりたいことがみつからなくて心が折れていた時期だったかな?(定かではありません)



ここまで、私の独断と偏見と、本から得た知識で勝手にひとを分析するという実験をしてみた。

あくまでも、色の持つ力が確かならば、私が思うに、という自己中な研究をしたまでなので、どうか、「ホ〇マでっか!?」という気持ちで読んでいただければ幸いです、、、、、、



ちなみに、私が幼いころからずっと、何故か選んでしまう”黄色”についても、結構衝撃的に芯をつく内容が書かれていたので、それはまた別日に書いてみようと思う。


色彩心理、おもしろいなぁ。

そして、身の回りのもの、特に自然のものが、どうしてこんなきれいな色をもって生まれたのかな、と思うことがある。

色がきれいに見える目に生まれて、しあわせだ。



きれいなものをきれいと思える心を、たいせつにしてすごしていけますように。



【参考文献】

色の心理学 (佐々木仁美 監修、枻出版社) ※枻=えい

色彩心理のすべてがわかる本 (山脇惠子 著、ナツメ社)

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。