カジサックの動画に学ぶ”素直”になる大切さ②藤森慎吾(前編)
今、いちばん書きたかったひとは、実はこのひとのことだった。
今、生まれ変われるとしたら誰になりたいかをもし聞かれたら、迷いなく
「オリラジの藤森さん」
と答えるだろう、と思うくらい、このひとの人間性を尊敬している。
異性としてすき、というのとまた違う。私にはないものをたくさん持っているひと。
現時点で、私の中の”素直な人間ランキング”の第一位が、藤森慎吾氏だ。
どうしてこう思ったのか、書き始めると長くなりそうなので、前編、後編に分けて書いていきたい(仮)と思う。
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カジサックの動画きっかけで藤森さんのことを知ることになる経緯は、まず、オリエンタルラジオの藤森さんの相方、中田敦彦さん(以下、あっちゃん)のことから話を進めなければ。
詳しく書きすぎると長くなるので手短に。
(と、自分に言い聞かせる)
上下関係に関して、きっちりしている梶原さん。YouTuberカジサックとしての活動が徐々に評価され始めている時期のことだった。
キングコングの4年後輩である、オリエンタルラジオのあっちゃんが、ラジオでYouTubeの話題になった際「カジサックはがんばっている」という趣旨の発言をしたことがネットニュースになった。
この ”がんばっている” という字面をネットでみた梶原さんが、上から目線のように感じてしまい、そこから不穏な空気が流れてしまう。また、梶原さんがそれを”毎週キングコング”のチャンネル内でも発言してしまい、、、
もともと、あっちゃんと交友があった相方の西野さんがブログでお互いのことを説明したりする中、梶原さんも思うところがあり、『カジサックの部屋』、自分のチャンネル内の生配信にあっちゃん本人を呼んで、じっくり話そうと考え、あっちゃんにオファーを出した。それを受けたあっちゃんとの生配信がこちら。
結局、このネット社会では特に、面と向かって話さないと分かり合えないことが多い。お互いの正義もある。人づきあいが決して得意でなく、勘違いされやすい同士の2人。最後には、こうなった。
その後、カジサックの動画内で再びあっちゃんをゲストにトークする回があったのだが、カジサックはそこで
「中田さんはYouTubeに向いてると思う」
と、言葉を送った。
それを忘れたまま過ごしていたあっちゃんだったが、その後、自分ががんばっていた番組が終わるなど自分の活躍の場がなくなって、悩んでいたときにふと、”中田はYouTubeに向いている” というカジサックからの言葉が頭に浮かんだという。
『しくじり先生』などで、”プレゼン” をすることを得意とし活躍していたので、それを武器に『中田敦彦のYouTube大学』をスタートさせた。
カジサックに呼ばれ、生配信の現場に参加したときに、その現場の空気、本気度の高さに圧倒されたという。その現場を見たことも大きかったようだ。
YouTubeやオンラインサロンの活動に集中したいあっちゃんは、持っていたTVのレギュラーを全て降りた。現在、291万人(9/22現在)という、カジサックチャンネルを超えるチャンネル登録者数を誇り、このメインチャンネルのほかにも複数のチャンネルを作って運営している。
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さて、一方で、オリエンタルラジオの藤森さんはというと。
あっちゃんがTV番組を自ら降板する中、藤森さんはTVに出るのがだいすきなひと。バラエティはもちろん、最近では俳優業にもチャレンジしている。
出演することもそうだが、その仕事自体が本当にたのしく、そこで出逢う様々な業界のひとたちとの交流もたのしいようで、芸能界は彼の天職ともいえるのではないか、と思うくらいの充実ぶりだ。
コンビは、正反対であるほどいい味が出る。
、、、、、、と、私は思っているが、世間では、TVに出ていないと”売れてない”、個々の活動が増えると”不仲説”、メディアに片方だけが出ていると"コンビ内に格差が“というふうにとられがちだ。
(世間というよりは、ネットニュースでのネタの作り方がそうさせるような気がする)
あるとき、あっちゃんが自分のYouTubeチャンネルで、こんな動画を出した。
自分の相方のスゴイところを、5つ。
ひとつの照れもなく、あっちゃんはプレゼンした。
(動画を観てもらうと分かる、あっちゃんの抜群のプレゼン能力)
《自我が強い、知らずのうちに周りに気を遣わせてしまうような自分に対し、相方は周りから愛され、どんなことも受け入れ「あっちゃんかっこいい」「きみかわうぃーねー」と、常にひとを立てることしかしてこなかった。》
と、あっちゃんは言う。
これをみて思ったのは、私には”藤森慎吾”はつとまらない、ということだった。
むしろ、つとまるひとは少ないのではないか。
あっちゃんが主役の”武勇伝”や”PERFECT HUMAN”(RADIO FISH)。いつも藤森さんは脇役のような立場を、全力のクオリティでつとめている。チャラ男というキャラクターもあって忘れがちだが、芸人さん、芸能界で活躍するようなひとはとくに、主役になりたいはず。たとえ「これで売れてるから、、、」という気持ちで一時期はできたとしても、どこかでストレスになってくるはずだ。
《デビューしてから、ひとを褒めることしかしていない、それが”太鼓持ち”に見えないのは彼の人柄だ。》
という、あっちゃんの話に私が思ったのは、
この”藤森慎吾”というひとは、本当に〈素直〉なひとなのではないか、ということ。
(↓この動画が話題になったのはご存じの方も多いはず。歌が圧巻なのはもちろんだが、あっちゃんのことについて語っている場面もすごくいい)
藤森さんの素直さがだんだん確信に変わっていくきっかけが、オリエンタルラジオのチャンネルが開設され、そののちに、藤森さんが自身のチャンネルを開設してからのことだ。
私の応援しているキングコングとオリエンタルラジオは、共通点がたくさんあるコンビということもあり、オリラジのチャンネル開設を知ったときすぐに登録した。
オリラジチャンネルの2人の素のトークの中で、藤森さんが開設したYouTubeチャンネルに対し、あっちゃんは、相方としての視点で、やってみたほうがいい企画などをどんどんあげていく場面があった。
普通、”それはちょっとやりたくないな、、、” というようなものはその場で流して自由にやったりするだろうに、藤森氏は、あっちゃんの提案した企画を、数週間後にしっかり動画にしてあげてくるのだった。
、、、、、、このひと、どれだけ素直なんだろう。
さすがに、驚いた。
これだけ、相方に従順なひと、いるのかな?
YouTubeの先輩だから?
信頼する相方だから?
、、、、、、いや。これぞ、人柄なのではないだろうか。
なんでも、受け入れてやってみるスタイル。
なんでも、受け入れてたのしんじゃうスタイル。
自分を強く持って押し通すのも大事だけれど、自分のキャラクターもしっかりもっている上に、こうして周りの意見に”いいね!”と賛同してやってみる。それを苦とせず、たのしめる。
決して自分がないわけではない。自然と、個性はにじみ出ている。
、、、、、、このひとはすごい。
私に足りないのは、こういう〈素直〉さだ。
我が強いのに、それを押し通せなくて、内に秘めたまま抱え込んで心を壊す、私にたりないもの。憧れるもの。
ひとの話を素直に聞き、柔軟に考えて、しなやかに生きる。
私は、こういうひとになりたい。
私は、”藤森慎吾”になりたいのだ。
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ここらへんで一旦、前編を終えることにしよう。
カジサックが最初しか登場していないけれど、後編はちゃんと関連していることが分かるように書けたらいいな。
言いたいことが、ちゃんと伝わっていたらいいな。
上がれ、文章力。
今、鬱々としていたのだけれど、書くことに集中すると忘れられるから、やっぱりnote始めてよかった。
私の書く独り言が、どこかでだれかの心を動かせていますように。
未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。