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会ったこともないひとのプロポーズ動画に感動するのはカジサックのせいだ

YouTuberカジサックによる、『カジサックの部屋』。


毎日楽しみに観ていた私だが、最近は、

「毎日観なきゃ!!!!全部観なきゃ!!!!」

と思いすぎることをやめ、後で追って観る日もあったりと、気持ちを楽にして動画視聴をたのしんでいる。

他のチャンネル(芸人さん)もたのしく、ついつい観ていたりする、、、そして、カジサックは最近ゲームチャンネルも開設。メインチャンネル、サブチャンネル、ゲームと、ちょっとリアルタイムで3つのチャンネルは追いきれない。そこで、マイペースに観ていこう、という感じでたのしめるようになった。



8月30日。

Twitterをみていたら、カジサックが

「本日の動画公開まで後1時間。僕あんまりこんな事言わないですけど、、この動画は絶対見てほしい!!」

と、配信前にツイートしていた。


今までになかった。


そして、1時間後、カジサックや他のチームメンバーの、動画配信お知らせツイートには

”プロポーズ”

の言葉が。


どうやら、カジサックチームの主要メンバーであり、YouTube開設当初からずっとカジサックを支えてきた放送作家、山口トンボさんのプロポーズらしかった。カジサックの動画をずっと観ていた視聴者なら、このひとの人となりや、”彼女ちゃん”とのことについても顔以外は知っているので、私も、早く家事を終わらせて観なくては、という思いだった。


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こちらまでどきどきしながら再生してみたら、なんとまぁ、男同士でふざけてふざけて、全然話が進まず、オープニングが長い長い。

、、、、、、どうやら、プロポーズするトンボさん側も、企画したカジサック側も、ド緊張しているからこそこんなことになっているようだ。


詳細は動画を観てほしいのだが、どうやら、カジサック動画史上最大の企画で、いちばん力を入れたようだ。


”最大の企画が、身内であるスタッフの私情?”

”公私混同じゃない?”


、、、、、、と、カジサック視聴者でないひとは思うかもしれない。


でも、カジサックチャンネルを観てきたイチ視聴者として思うのは、これがカジサックの身内のプライベートなことの延長であっても、それを応援したり、感動させたりという力を、カジサックがもっているということだ。

それは、お金があって盛大に企画を行うからとか、そんな理由ではない。

カジサック自身が”応援されるひと”であるからだ。


19歳の頃から芸能界(TVなど)で活躍してきたにもかかわらず、自分を出せないままここまで来た、芸歴20年を超える、キングコング梶原雄太氏。

38歳でYouTubeの道へ進み、ようやく、漫才以外にありのままの自分を出せる場所を見つけた。

ひとの話を聞きだす能力に長けていること、真面目で人情にアツく、関わってくれたひとへの恩を忘れない人間だということ、そして、心底家族を大事にしている一家の主であること。もともと持っていた本当の彼の人間性が、ようやくこうして世に出せるようになった。


その、関わった人への恩。仲間を大事にすること。

今回の動画を作ることになったのも、その思いからだ。


山口トンボさんいうひとは元芸人さんで、芸人を辞めて地元で放送作家をしようとしていたところを、縁あって先輩・キングコングの西野亮廣氏に引き止められ、東京で作家活動をすることになり、今に至る。トンボさんにとって、西野さんは師匠にあたる。

キングコングと関わりが深く、『毎週キングコング』というYouTubeチャンネルが、『毎日キングコング』として2013年にスタートした頃から、トンボさんの姿は映っている。

梶原さんは、意を決してYouTuberになろうとしたとき、スタッフの中に「トンボを入れてほしい」と、自ら選んだ。

まだ、芸人がYouTubeなんてやっていない時代、どうなるかも分からない活動に関わることになったトンボさんだが、どんなときも梶原さんに寄り添い、チャンネルのために一緒に試行錯誤してきた。”カジサック”にいちばん近いところにいたひとであり、チャンネル登録者100万人達成したときの動画では、誰よりも号泣していた男だ。


そんなカジサックの右腕であるトンボさんが、”彼女ちゃん”へのプロポーズのタイミングについて悩んでカジサックに相談した際、

「このチャンネル使ったらええやん」

と、カジサックが背中を押したのだ。

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これは、決してカジサックの押し付けではない。トンボさんは心からこの後押しを心強く思っている様子だった。


そんなトンボさんの”彼女ちゃん”は、動画編集のできる方で、カジサックの編集にも携わってくれたことがある、カジサックチャンネルの大ファンだ。特に、カジサックファミリーがだいすきで、子どもたちの動画を編集しながら感動で泣き出してしまうような、感情豊かなひとらしい。


だからこそ、カジサックはそんなふたりへの感謝の気持ち、特に、トンボさんにはキングコングとしての長年の関係性も含めて、力になれることは全力で!という思いだったろう。


そして、”トンボさんのしあわせ”を願うのは自分だけでなく、視聴者の思いでもある、ということを、カジサックは確信していたと思う。

そうでなければ、これを動画にはしていない。

”視聴者ファースト”、これがカジサックチャンネルにおけるモットーだ。


スタッフが、動画内に登場する。チームの仲間となって、今ではカジサックにドッキリをしかけるときなんか、オープニングにカジサックが映っていないこともある。

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チームカジサックには、動画内で表にも出るメンバー+梶原さんのマネージジャー(木島さん)がいる。表に出ない編集専門のスタッフなどもチームカジサックのメンバーとされているが、カメラマン、放送作家など、企画や撮影(、編集)に携わるこのメンバーには、もうすでにファンもいる。カジサックとどのような関係であるかや、カジサックチャンネルの成長と共に成長するこのメンバーひとりひとりのことも、視聴者は観てきている。

だからこそ、このメンバーの一人であるトンボさんの、人生のなかの大イベントを、応援したい人はたくさんいるのだ。


そして。

トンボさんを応援したいと思っているひとは他にも。


梶原さんのご家族、カジサックファミリーだ。


もともと、自分の家族をチャンネルに出すつもりはなくスタートした『カジサックの部屋』。

初期の頃、たまたま撮っていた ”一日ママになってみた” という動画を、奥様(ヨメサック)の勧めでUPしてみたところ、驚くほどに再生数が伸びた。それから、家族が動画に参加するようになった。

家族を撮るために、カジサックの自宅での撮影が多くなり、チームのメンバーがカジサックの子ども(コサック)たちと触れ合い一緒に過ごす機会が増えた。もともと梶原さんの後輩で、自宅に遊びに行くほど仲が良かったカメラマンのヤスタケさんは、梶原さんの勧めでベビーシッターの資格をとったほど、コサックたちとは長く関わってきた。コサックたちは、自ら「出たい」と言って撮影に参加し、たのしんでいるし、チームのメンバーともなかよしだ。


↓左から、トンボさん、カジサック(梶原さん)、ヤスタケさん。

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そんな中、彼女ができてから、カジサックファミリーのような家庭を作りたい、と憧れてきたのが、トンボさんだった。


コサックたちは、現在5人。にぎやかだが、カジサックもヨメサックも子育てにはしっかりとした信念があり、しつけもきちんとしている。夫婦の中でしっかりとした”子育て論”があって、かわいいだけでなく、やさしさをもったこどもたちに育っている。この、ファミリーや、5人の子育てをしていて忙しくてもきれいで、明るくて強いヨメサックさんに憧れている視聴者も多い。

ヨメサックさんが企画に参加することも多い。ファミリーとチーム、みんなでつくられているのがこのカジサックチャンネルだ。



、、、、、、話を戻すと、ヨメサックさんが、今回のプロポーズ大作戦を「見たい!」と言っていたようで、現場近くのモニター画面で、コサックたちも含めみんなで見守ることになった。ヨメサックさんにとって、チームのメンバーはお兄さんのような存在のようだ。

コサックたちの、”トンボさんのプロポーズ”ということに関しての反応も、みんな違って面白い。



場所は、コロナ禍も含め考えた結果、吉本の本社の中庭。プロの技術さんも呼んで、土橋くん、中野くんというチームメンバーも、演出(照明)に参加する。

ひととひとの、人生がかかった、大事な時間だ。

チーム、ファミリーに見守られながらの、男の大事な人生の一幕。

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観ている方が緊張する。

私は、自然と、祈りのポーズをしていた。



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すごい。


考えてみれば、応援しているひとの、プロポーズ、そしてその前後なんて、じっくり見る機会なんて、そうそうない。


そして、なにより。

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この、ふたりのことを、同じ気持ちでこんなに祝福するひとたちの姿。



これを、子どもまでも見守り、この光景を見ているのだ。現場で。

みんな、何が起こったのか、ちゃんとわかっている。


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いい大人が、涙を流す瞬間も。



単なる ”仕事仲間” を超える、各々の思い。


観ている方も、胸が熱くなる。


史上いちばんの企画を、ここにもってきたこと。


チームカジサックとして、梶原雄太として、最大級の後押し、恩返し。

”彼女ちゃん”(婚約者)も含め、ここにいるみんなが、心から祝福ししあわせにあふれているこの状況。


それを、間近で見る経験ができるコサックたちは、何を感じただろう。


そして、視聴者の ”泣きました” ”おめでとう” に溢れた、動画のコメント欄。

みんなで、一緒に見届けた、一人の男、そして女性の人生が変わる瞬間。



ひとりの人間の人生の1ページを、ひとりの男が後押ししようと決め、チームみんなで動き、みんなで見守った。

それが、たくさんのひとの心動かした。しあわせにした。


トンボさんの持ち前の人間力と、仲間想いのカジサック、チーム、カジサックファミリー、そして、200万人越えの視聴者。

みんながいっしょにつくりあげた、おおきなおおきな”しあわせ”。


このところ、心や体がうまいこといかずにもやもやしていた私だったが、本当に、しあわせのおすそわけを頂いた気持ちになった。

結婚願望があり、まだまだ遠いところにいる私だが、昔と違い、嫉妬の感情も何もなく、ただただしあわせになれた。

このチャンネルが、カジサックだけのものではないからということも、大きいかもしれない。


カジサック自身も言っているが、「人あってのカジサック」。

このチャンネル自体が、カジサックひとりでなく、数えきれないひとたちの手によってつくられていることが分かる。

その背景には、チャンネル立ち上げから紆余曲折あってここまでくる間、このカジサックを応援したい、という、チームメンバーはもちろん、たくさんの視聴者がいる。

まっすぐで誠実だけど不器用で。思いはアツいけれど、生配信でうまく考えが言えなくて炎上しちゃう。でも、何より愛と信念があるひと。

そんなひとの周りには、心強い味方が集まる。

その味方も含めて、視聴者は応援したくなる。


だから。


会ったこともないひとのプロポーズの場面なのに、こんなにしあわせな気持ちになれるのは、”応援したくなる” カジサックがつくった、”応援したくなるチーム” のせいだ。


この、みんなの気持ちが落ち込んでしまう世の中に、こんなしあわせな出来事もあるんだな、と、嬉しくなった。


カジサック、ありがとう。

トンボさん、りおさん、おめでとう。

トンボさん、梶原さんを支えてくれてありがとう。


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「ほわぁぁ、、、、、、、、」


と、ここで声が出てしまったことは内緒です。



自宅療養、もうすぐ鬱病9年生になろうとしている私。

出逢いどころじゃない状況を何年も続けているのに、結婚して子どもが欲しいという夢は、諦められない。

叶うかな。



先を考えると不安しかないけど、こうしていつも、たのしいこと、嬉しいことを発信してくれるカジサックチャンネルに心から感謝しています。



がんばっている誰もに、明るい未来が待っていますように。



↓もう一度貼っておきます。

↓プロポーズの裏話はこちら。









未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。