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カジサックの動画に学ぶ”素直”になる大切さ①梶原雄太

私は、引っ込み思案な頑固だ。

周りの目を気にして自分の意思をひとに伝えられないくせに、なかなか自分の中のこだわりを捨てられず、ひとの話を素直に受け入れられない。

本当に、めんどくさい人間だ。


そんな自分が、最近、YouTubeでカジサックチャンネルを観ていて、様々な芸人さんとカジサックとのトークの中で感じることは、


やっぱり、”素直”になることって大事だな、ということ。


誰しもが知らずのうちに抱きがちなプライドを捨てて、ひとの話を聞けるひと。そうやら、そういうひとが、とある道で成功していたり、いざというとき周りに助けられる人間性を持っていたりする。


ここ最近、動画を観て心を動かされる出来事がたくさんあって、ここに書きたいなと思うような内容はどんどん積み重なっていくのに、他のこと(自分の日常など)にも心を動かされて、タイムリーさを優先していたらなかなかうまくいかず、案は練っているのに放置状態だ。書きたい思いの強さに対して、noteに向き合い文章を書くためのバイタリティーが追いつかない状態だった。


そこで、何本立てかにして、今自分の心に積み重なっている、動画から得た感情や気づきを、分けながら書いてみようと思う。


どうやら、最終的には ”素直であること” について書きたいようだ。

そこに向かっていけるように、やってみよう。



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最初は、カジサックこと、キングコングの梶原雄太さん自身の”素直”。



私は、YouTubeチャンネル『カジサックの部屋』、『毎週キングコング』のファンなので、このnoteにもそれらのチャンネルの動画から気づいたことをよく書いている。


梶原さんは、人見知りではあるものの元々は明るい性格。でも、キングコングとしてデビューしてからあまりにも早くTVの仕事で世に出ることとなってから、元々の姿ではいられなくなった。経験値が追い付かずストレスがたまり、周りからはやっかみを受け、先輩とのつきあいもまともにできぬまま、決まった多忙なスケジュールをこなす日々。誰にも相談できず、そして相方の西野さんは超人のような強さをもっているため、苦しむ梶原さんとの関係は悪くなっていった。結局心身共に崩壊し、梶原さんは失踪事件を起こす。

助けてくれた先輩、待ってくれていた西野さんやスタッフのおかげで無事に復帰を果たすが、

”芸人としてかくあるべき”

という思いを、とても強く持っていた梶原さん。

漫才では、明るく軽快に動くボケをしているが、実際、何事にも真面目でアツく向きあう、そして正直な性格も持ち合わせている。

出演していた人気バラエティ『はねるのトびら』のメンバーである、北陽の虻川さん、伊藤さんと、番組収録以外で会って話す機会があると、自分自身の真剣な思いを口に出すことが多かったらしい。

「絶対こういうところを見せた方がいいよ」

と、2人に同じことを言われていたという。

でも、当時の梶原さんは、真面目な自分は芸人として面白くないから、

「いや、こんなところは見せない方がいい」

と思っていた。


当時を振り返り、「背伸びしていた」「嘘をついていた」と話している今の梶原さん。


梶原さんが「奥さんを束縛している」ということが話題になっていた時期があったそうなのだが、

”そのキャラでいかないといけない”、”その路線に乗っかっている方が芸人らしい”

と思い込んでしまい、TV番組のゲストで”束縛キャラ”で呼ばれたときに、「奥さんに○○もしちゃってるんじゃないですか?」という制作側の質問に全部乗っかっていた。やってもいないことまで全部やったことにされ、本当は”GPS”の意味すらも分からない梶原さんが、奥さんに”GPS”をつけているという話をするハメに。そして、話せば周りはドン引き。

こんなことの繰り返し。

誰もしあわせになっていなかった。

ちょこちょこ、この時期の梶原さんの話が動画の中に出ると、制作側の強引な番組の作り方に不信感を覚えることもあるのだが、梶原さんはあのとき否定できなかった自分を後悔している。


今、YouTubeと出会って動画を作る中で、ここなら素の自分を出せる、今がいちばん楽しい、と思えている。

背伸びしなくていい場所。ありのままで表現できる場所。

その環境を自分で切り開けたのだ。

”素直になれる場所”を。


今、家族動画に一緒に登場する奥さん(ヨメサック)も、こういう素の部分を出してほしいとずっと思っていたそう。

いろんな声を受けながら、苦しむ旦那の姿をみながら耐えてきた、この奥さんは本当に素晴らしいひとだ。




あと、もうひとつ、梶原さんの”素直”について言いたいことがある。



『毎週キングコング』の動画で、梶原さんはよく

”器が小さい” ”メンヘラ” などと言われている。


梶原さんはきっちりしていて、自分の中で大切にしている礼儀や、上下関係に関することなどにそぐわない行動、場面を見ると、許せなくなって怒ったり、動画内でエピソードとして話すことがある。

一方の西野さんは、後輩に対して、一見無礼に思われることをされても全く気に障らないタイプで、礼儀正しくされることよりも「おもろかったらええやん」という、常人の何万倍もおおきく構えているひと。

その二人が一緒に話すわけなので、コメント欄に「梶原は器小っちゃいな」など批判的な言葉が並ぶ時期があった。

それが、

YouTuberカジサックとしての人気が出てきて、毎週キングコングのチャンネル登録者数も相乗効果で上がってくると、

「梶さんの器ちいさい話すき」「正直わかるわー」というファンがでてくるようになったのだ。


”メンヘラ” ということに関してもそう。

私はそもそもメンヘラの正しい意味は知らないのだが、西野さんやカジサックチームのスタッフが、梶原さんの知らない間になにか新しいことを始めたり、自分の知っているひととお仕事をしていたりすると、

「何でひとこと連絡してくれないの?」

、、、、、、と、寂しがってしまう梶原さん。このとき、西野さんに

「メンヘラなん?」

と笑われてから、コメント欄も”メンヘラ”でいっぱいになった。

これに対しては、

「こういうひとは面倒くさい」とか「言って欲しいよね」とか、結構視聴者の意見は分かれていたが、最終的には

「またメンヘラ発動してるw」

というように、梶原さんのキャラとして親しまれている。


「束縛」とは違う、素の姿をからついた「器が小さい」「メンヘラ」キャラ。

”愛すべきキャラだよね”、という、視聴者の中での共通認識のようなものがあって、すごくいい。梶原さん自身も、今はそのキャラを自分で笑えるネタとして使い、堂々としているようにみられる。



この件で、何が ”素直” につながるかと言うと。


私、キングコングの2人を観ていて、完全に”メンヘラ”カジさんと同じだな、と思う。

自分の知らない間に周りではことが進んでいて、戸惑うことになる場面が人生の中であまりに多かった。


「え、私知らないんだけど、どういうこと?」

「何で知らせてくれなかったの?」


、、、、、、、、、、と。


思っていた。



私は、思うだけで、言うことができなかった。


言うことでこの空気をおかしくする、もしかしてあえて私には言ってないのかも、ここででしゃばるのは違う、、、、、、なんて、変なこと考えたりして、わかったような雰囲気を出していた。


本当は、私、何も知らない。


そんな場面、いくつ経験しただろう。



だから、メンヘラと言われようが、

「ひとこと言うといてほしかったわー!」

と、ちゃんと相手に素直に言える梶原さんは、私の何万倍もみんなから愛される。


素直に、「○○してほしかった」と言えるひとは、すごいよ。

意見を、ちゃんと伝えられるひとは、えらいよ。


なんのしがらみも、自分に対する否定的な感情も、周りの評価を過度に気にすることもなく、言えたなら。


自分に素直になること、私には全然足りない。



もっと、堂々とするためには、何が必要なのかな。



自分が、素直でいられる場所ってどこかな。

自分の気持ちに。



勇気を出して踏み出したばかりのサポステには、素直に話せるキャリアカウンセラーさんとの出会いが、待っていた。


できることしかできないけれど、できることは、やっていこう。



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次は、案を練っていたのにずっと書けないでいた、とあるひとのことを書きたい。

カジサックとも対談した、ある芸人さんの ”素直”さ に感動した。

私は、彼のようなひとになりたい。





素直になるって難しい。

でも、ここから、少しずつ変わっていきたい。一生かけてかもしれないけれど。


カジサックの芸人さん対談企画を観ていると、たくさんのひとの人生、生き方を勉強できるので、おススメです。

毎週キングコングも、2人の雑談なのに本当に腹を抱えて笑えるので、おススメです。今日の夜は、動画が更新されます。(毎週日曜22時)




いつも、考えるきっかけをくれるカジサック、キングコングに感謝です。


数ミリずつでも、自分に足りない ”素直” に近づけますように。

未熟ですががんばっております。治療費にあてさせていただきたいです。よろしくお願いします。