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#154 会社に伝えたい。


退職のために上司の上司でもある
責任者の先輩と話した。

でもその内容のほとんどが
退職についてではなく、
私の勤務態度に対する指摘だった。


ただ申し訳ないことに、
言われることのほとんどに
心当たりを持てなかった。


普段ならすぐに出てしまうはずの涙も
出てこないほどだった。


確かに足りてない部分があったかもしれない。
至らない部分があったかもしれない。

もちろん反省しなきゃいけない部分もある。

でも、あまりにも心当たることがなくて

いくら真面目人間の私でも
指摘を正面から受け止められなかった。

今までたくさんのことを飲み込んできたけど
今回は、飲み込めなかった。


結局、モヤモヤを抱えたまま
翌日仕事に行った。

そのような指摘をもらった以上、
職場に行くのがものすごく怖かったけど、

ありがたいことにすぐに直属の上司が
昨日の話の内容について聞いてくれた。


そしたら、指摘されている部分に色々な矛盾が見えてきた。


指摘された内容が、解決済みの過去の話であったり、

私個人に対する問題ではないことも混ざっていたり。

もちろん他のスタッフの皆さんに迷惑や気遣いをかけてしまったことは事実だし、
それは反省しなきゃいけない。


でも、なぜあんな言い方をされなきゃいけなかったのか。

しかも何ヶ月も前に起こったその一瞬の話を、
退職のための話し合いをするべきであろう今のタイミングに?


あなたが次の職場で迷惑をかけないように、
とのことで話されたが、

私のことを思って声をかけてくれたのであれば、
問題が起こったその時に言うべきだったのでは?
とも思う。


「しっかり関わってきたつもりだったのに、
その態度にはがっかりだ」
とも、その上司には言われたが、

私は

ただただ問題を叩きつけたいだけのように見えた上司の姿にショックだった。

この指摘が、
私の先のことを思ってのことではない、と
なんとなく分かってしまったことに
ショックだった。

こうやって皆、
辞める時に辛い思いをしているのだ、と
改めて感じた。



会社に言いたい、大きな声で。

それは相手のためではない、と。

今のままでは人はついてこない、と。

大きく何かを間違え始めている、と。

大切な会社であり、大切な人たち
だからこそ言いたい。

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