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自分の音を消す。

今日は弦楽の練習。
私の一日は仕事と音楽でできている。

毎日部屋に籠って練習。
見習いコンマスとは言えど、誰よりも弾けなくてはという意識が強い。
だから、気負いも強いワケだが
前回の練習でトレーナーからこんなことを言われた。


合奏の時は自分弾けてなくて全然構わないので
人の為の音出しを意識して。

トップのお席は棚上げ力が試される席。
自分が弾けないのとかは本番までにどうにかしてもらえば良いので
・自分が間違っていようが、人に自信を持って注意すること
・人に伝わりやすい指示を出すこと
・自分のための音を出す瞬間を極力0に近づけること

この三点を意識してみて。


自分のための音を出す。
今まで誰よりも弾けて、引っ張っていくものだと思ってた。
それこそがコンマスだと。
だから弾けないことは論外だと。

でも、いくら練習していっても
合奏が噛み合わない。

今まで弾いていたのは自分のため、だったのか。
そんなことを考えて今週は練習していたのだが

個性とは滲みでるもの、感性とは磨きあげるもの|ヤマシタ マサトシ(OFFRECO/吉祥寺 閒) @OFFRECO1|note(ノート)https://note.mu/offreco/n/nb8958bfcf10b

個性を消す。
自分のための音出しを0に近づける。

いつか、これが染み付いた頃には
もしかしたら個性がはみ出てくるかもしれない。

極力顔を上げ、専念してこよう。

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