#07 誰を動かす? vol.1
こんにちは。レンタル収納スペースPiO担当&ライフオーガナイザーの Hiromi です。
このコラムは、2回にわけてお届けします。
「この物件でレンタル収納スペースはできますか? 」
とお問合せいただいた時、私たちは机上でまず立地と建物から判断します。
立地は、共同住宅数や事業所数の商圏と街の将来性などから。建物は、建築確認申請や消防申請ができるかどうかなど法的な面から判断します。
そして、立地・建物どちらも大丈夫となった後「本当に成功しますか?」と聞かれることも多いのですが
私にとって、その答えはとてもシンプルです。
「誰を動かす?」
ここを意識するだけ。
業者や上司や部下を動かすということではありませんよ。笑
成功させるとは、高稼働にすること。
高稼働にならないと投資回収できませんし、投資回収できて初めてお客様によりよいサービスを提供することができ、その結果、お客様に長く愛され続ける店舗になります😊
「誰を動かす?」
レンタル収納スペース経営の「誰」とは、ひとりを指すのではなく様々な人です。様々とは少数ではなく、多数。割合だと90%くらいです。
90%の人に「この収納スペース、借りてみたい!」と思われること。
#05でお話した通り 「立地」は変えられませんが、「フロア」は個性的でも変えることができます。変わろうと思えば変われる…人と同じですね。笑
「誰を動かす?」
90%の「誰」を知るために、まずは変えられない立地=「街」を旅してみましょう。
街では、どんな人が、どんな暮らしをしていますか?
実際に自分が住んでいると思って、歩いたり、自転車や車で動いてみてください。
自分だったら、駅までどのルートで、どんな店に寄って、子ども達とはどこで遊ぼうか?スムーズなルートってどこだろう?平日と休日はどんな風に過ごそう?
そして、自分が家族を持っていたら、自分が独身だったら、自分が多忙だったら、自分がアウトドア好きなら、自分がインドア派だったら…と色んなシチュエーションで旅してください。
次に、荷物を持っていることを想像しながら、オープンしたいと思っているレンタル収納スペース予定地まで行ってみましょう。
荷物はどうやって持って行きますか?
手に持って?
車に積んで?
運搬会社に頼みますか?
大事なことは、自分だったら?家族だったら?と様々な立場になって想像しながら動いてみることです。
最後に、競合他社の店舗には必ず足を運んでくださいね。
「誰を動かす?」の「誰」がイメージできてきましたか?
続く