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日常業務の作業工数はいくらか知っていますか?

突然ですが、従業員の作業工数を把握されていますか?

改めて各作業の作業工数を見てみると、いろいろ発見があります。
レポート1つ作るにしても、「人」と「時間」が発生しています。

つまりコストが発生しています。

作業一つ一つにどれだけのコストが発生しているのかは、「作業工数」を見れば分かります。

作業工数とは、作業量を表す指標です

例えば、毎日顧客から受領する膨大な注文書やフォーキャストの入力作業。

6人で1週間(5営業日)かかって入力作業を行っているとすると、作業工数は30人日となります。
 (6人×5日間)
 注文書入力作業:工数30人日

また、仮に各担当者の月額給与が5Jutaルピアとすると、この入力作業は毎月7.5Jutaルピアで作成していることになります。
 注文書入力作業費用:7.5Jutaルピア

計算方法は以下のとおり
1.月額人件費:5Jutaルピア/人
2.1か月の営業日数:20営業日
3.1人日当たりの単価は、25万ルピア/人・日
(5Jutaルピア/人÷20営業日)
4.よって、20人日の工数の費用は、7.5Jutaルピア
(25万ルピア/人・日×30人日)

作業工数と作業費用

要すれば作業工数とは、「投入人数」×「作業時間」となります。

「人日」の工数単価は、従業員の給与を20営業日で割った数で求められます。
(実際は、1カ月の営業日は20日前後ですが、一般的に計算上は、1カ月を20営業日とします)

作業工数削減が大きなコストダウンを見込める

例えば、上記例にて6人で行っていた作業を自動化により2人で出来るようになったとします。
すると、1カ月当たりの注文書入力作業の工数は、30人日から10人日へ削減することになります。

これは、67%の工数削減となり、この作業に関するコストも67%のコスト削減となります。

削減した工数は、別の作業へ有効利用

自動化により1つの作業工数が減ったならば、仕事の精度を上げるために別の作業に工数を割くことができます。
例えば、上記の注文書の入力作業工数が減ったならば、フォーキャストの分析に工数を使うことができます。

分析し、修正することでフォーキャストの精度が上がり購買及び最適在庫の管理精度を上げることができます。

まとめ

このように、社内の一つ一つの作業について工数を知ることで改善案を見つけることが出来る可能性があります。

従業員がどんな作業をしているか分からない上司の方も多いようです。
棚卸のように、定期的に社内の作業を洗い出して見直すことをお勧めします。

また、弊社では、ITコンサルタントとして、社内作業の見直しのお手伝い、及び改善案のご提案も行っております。

ご興味が御座いましたら、まずは、ウェブ会議でご説明させていただきます。

是非、ご連絡ください。

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