見出し画像

あなたは大丈夫?「景品表示法」を守らないと課徴金を取られます。

スシローが在庫のない「目玉商品」のテレビCMを続けていたとして
景品表示法に基づく措置命令を受けたそうです。(22.6.15日経新聞引用)

対象は「新物!濃厚うに包み」一貫110円など期間限定の3種類。
ウニやカニなどの目玉商品を目当てに来店したのに売り切れが続出。

公正取引委員会の調べによると、9割超の店舗で
キャンペーン期間中に一時的に販売中止していたとのこと。

「ない物」なのに宣伝だけをしていたと見なされ
それが「おとり広告」に当たるとして措置命令を受けた形です。

おとり広告とは
ない物や提供する準備や意思がないのに集客商品として宣伝。
「宣伝した商品は売り切れた」と偽り、他の商品の購入を促す手段。

取材に対し販売側は
「予想以上に売れ、在庫が不足してしまった。景表法については認識が甘かった」とのことです。ようは「わざとじゃない」と言っています。

さてあなたはどう思いますか?

想定外だったのか?それとも作為的だったのか?判断がつきません。
なのでおとり広告と見なされても課徴金の対象にはなりません。

ただ言えることは「信用を失った」ってことです。

「スシローは噓つき。かっぱ寿司の方が良い」と思われることが最悪の事態です。

ネット上では、「スシロー。ウニまた売り切れ」などの投稿が多くあり
販売側にも「ないならCMするな!」などの苦情が寄せられていたそうです。

今回の件は本当に想定外に売れてしまったのかもしれません。
しかし、消費者の目は厳しいです。結果で判断されてしまうってことです。

今の時代は簡単にバレます。「それがネットだから」です。

さて
私達、個人中小企業に当てはめてみると「バレなければいい」という考えは本当に危険です。マジでやめた方がいいです。

まして
地域密着型の商売であればバレれば死活問題です。

ただ逆に考えれば
ウソ偽りなく真っ当にやっているなら
地元だからという「安心感」を与えることができます。

お客さんの最優先は「安心感」です。

お客さんが求めているモノは「安心できる店」です。

江戸時代の1年分の情報が1日に入ってくる情報過多の時代なので
いちいち考えたくないんです。調べたくないんです。そんな時間はないんです。

信用して任せられる
「○○のことなら○○さん」を求めているんです。

あなたの店がそうなるために必要なことは
まずは「知ってもらうことです」

もしあなたが集客に困っているなら
圧倒的に「認知度」が足りないからです。

知ってもらえさえすれば、ウソ偽りなくやっていれば
勝手に信用はついてきます。

地域密着型の商売ならやはりチラシポスティングが最強です。

定期的にチラシを配れば
知ってもらえます。覚えてもらえます。忘れないでもらえます。

そして自分自身で「笑顔であいさつ」しながらポスティングすれば
「なんか良い人そう」となり信用されます。

やってはいけない広告内容

「不当表示」と言われているものは他に2つあります。
こちらはおとり広告と違い課徴金があるので注意してください。

優良誤認広告
実際のモノより著しく優良であるとお客さんに誤認される広告

有利誤認広告
価格を安く見せかせるなど取引条件を著しく有利に見せかける広告

ポイントは「著しく」誤認させることなので
ようは「嘘はダメだよ」ってことです。

通販番組では
「すれすれ」でやっている気がするのは私だけでしょうかww

P.S

もし「私のチラシは大丈夫?」と心配なら私でよければ添削します。
まずはこちらから⇒ 初回無料メール相談 へご気軽にどうぞ
「添削希望」と添え、問い合わせください。下書きでも大丈夫です。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?