篠崎良一

経済誌、インテリア誌、カウンターカルチャー・音楽誌の編集者をへてメディアトレーナー、広…

篠崎良一

経済誌、インテリア誌、カウンターカルチャー・音楽誌の編集者をへてメディアトレーナー、広報・危機管理広報コンサルタントに。コミュニケーション、メディア対応、危機時の広報対応を専門にコンサルタント、トレーナーを務める。

最近の記事

明日の広報1 情報接触の変化(パラダイムシフト)

広報活動の基盤が情報(コンテンツ)にあるのはいつの時代でも不変です。この情報接触、流通に数十年に一度、ひょっとすると100年に一度の変化(パラダイムシフト)が起こっています。まず、情報接触の4つのパラダイムシフトを示したうえで、この変化がもたらす広報の明日の姿を見ていきます。 第1の変化 情報爆発と情報消費(スピード)の急速化 過去10年で接触可能な情報量は637倍増加した一方、実際に消費した情報量は33倍でしかないという総務省の調査結果はよく知られています。膨大な情報が

    • NYTオンライン版敗北の予測は外れたのか?

      世界で最も多くの読者を持つ新聞といえば、日本の読売新聞が長年その座を維持してきた。しかし、ついにニューヨークタイムズがその座を奪った。かって1000万部を超えた読売新聞は活字離れで703万部に減少、一方コロナ禍でオンライン版読者を急増させたニューヨークタイムズは800万(オンライン版)と逆転。オフライン版の78万に買収したスポーツサイトの読者を加えると1000万を超える。 2004年当時、ジャーナリズム関係者の間で話題を集めたメディアの未来予測のフラッシュムービーがあった。

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