#旅と写真と文章と
大人になってから仲良くなった友人との時間は、居心地がいい。
旅が好きで、食べることが好きで、人生で選択を続けてきた結果タイミングが合って、出会うべくして出会う。
ご縁だ。
そんな居心地の良いコミュニティを提供してくれたのが、「#旅と写真と文章と」だった。
初めてオンラインサロンに参加してみた気づきについて、忘れないように書いておく。
「#旅と写真と文章と」とは
伊佐知美さんが主催するオンラインサロン。
「#旅と写真と文章と」文字通り、特別にこの3つが好きという共感軸で集まるコミュニティだ。
伊佐知美
学生時代に日本一周、2016年に世界一周、2018年に二度目の世界一周へ。現在は年間半分を海外、半分を日本のどこかで過ごすスタイル。
Slackという情報共有に便利なツールを使い、情報交換したり、住む場所や属性を超えて、わいわいと交流したり、互いに実現したいプロジェクトを応援し合ったりする「居場所作り」を目指しているとのこと。
堀江貴文さんや西野亮廣さんのような有名人が主催するオンラインサロンは有名だけれど、調べてみると個人的に魅力のある方が運営しているものは数多くある。
数ある中から「#旅と写真と文章と」を選んだ理由と実際に参加するきっかけについて、話していきたい。
参加するきっかけと期待するもの
そもそも伊佐知美さんを知るきっかけは、「SHElikes」というクリエィティブスキルレッスンを磨くスペースで、登壇されたからだ。
2年ほど前に「旅するように働く」講座 ~ 私の夢の叶え方 ~というテーマでお話をされ、「家を持たずに旅をする編集者」としてももちろんだが、女性として通じるものを感じ、この人と飲み語らいたいという印象を持った。
ちょうど「#旅と写真と文章と」のオンラインサロンも始動した頃だ。
その頃の私は、「シティ女子カメラ部」でカメラスキルを身につけるので、手一杯だったから実際の参加までには至らなかった。
2度目にお会いしたのは、昨年の9月、TABIPPO主催の「旅祭2018」で運営側として参加した際のバックステージでお見かけし、挨拶をした程度。
もちろん伊佐さんは覚えているはずもなく、手広く活動されているんだなと感じた。
そこから実際に2019年サマーの「#旅と写真と文章と」に応募する流れになったところは、少し話がずれる。
当時と言っても、4ヶ月前の私は、生きることに少し疲れていて、何もやる気が起きず、好きなことも、やりたいことも思い浮かばない状態だった。
人への不信感も会社員10年間分が溜まりに溜まって、本来の自分の持ち前であるコミュニケーション能力もどこかへ行ってしまっていた。
人との距離を置きすぎて、流石にまずいと思った6月のある日、ずっと好きでいつづけた旅行のコミュニティで自分を癒そうと考えた。
結果、思い立ったが吉日スタイルでTABIPPO旅大学で開催された「自分のやりたいことって何?海外40校で教えた『旅人先生』と語る!キャリア構築ワークショップ」を見つけ、すぐに参加した。
そこで自分の「WISH LIST」を作成し、テーブルごと5名程度で共有するワークがあった。驚いたことに何も浮かばない上に、他の人の「WISH LIST」を聞いても何とも思わない。
私の豊かだった感受性は完全に死んでいるし、大切にしていた共感力もどこかへ行ってしまったことに気づいた。
「これは不味い。居心地のいいスペースを作らないと。」
そう思っていた時にSNSで伊佐さんの「#旅と写真と文章と」の募集が流れてきたので、迷わずに応募することになった。
noteを書き出したきっかけでも書いたけれど、モヤモヤした旅への気持ちを払拭できることを少しだけ期待しながら参加することにしたのだ。
旅行が好き。
だけど前ほどの感動は無くなってきたことに気付かないふりをして、楽しい日々をSNSにあげる。
純粋にアウトプットをしたいのに、他人の目を気にして実際よりも3割気張って投稿している。
「#旅と写真と文章と」の良さと悪さ
勇気を出して参加した「#旅と写真と文章と」(以降、旅しゃぶ)に参加してみて感じた良い点、悪い点をいくつか話しておきたい。
良かった3ポイント
・3ヶ月という期間が決められていることでメリハリを持って参加できる。
・色々なイベントや面白いサイトを教えてくれるので、いい暇つぶしになる。
・旅、写真、文章について気軽に質問ができる。そして伊佐さんというカリスマはもちろん、その分野にたけたメンバーが回答してくれたり、相談に乗ってくれる。さみしくない。
この3ヶ月間で、月に一回は伊佐さんと交流できる機会があったし、そうでなくともSlackで呟けばお話ができた。
実績(という言葉でいいのかは自信がないが)は以下の通り。
初月:都内でのいわゆるオフ会
2ヶ月目:Slackでのオンラインチャット、
グループ写真展の開催、世界同日フォトウォーク
3ヶ月目:旅しゃぶ初となる1泊2日の瀬戸内旅、
伊佐さんによる文章講座(オンライン)
悪かった3ポイント
・前章でも述べたが、始動して2年という旅しゃぶの歴史から、もう出来上がった人間関係があるので、コミュニケーションのスピードについていけない。
・オフラインで実際に会える機会を設けてくれるけれど、世界中に参加者が散らばっているので、タイミングを逃した時悲しい。
・オンラインサロン初心者としては、ネット上のみの会話に不信感を感じる。世代かな?オフラインイベントは、それはそれで参加するのに勇気がいる。
Slackでの会話のスピードが早すぎて、流れていってしまうというのは初心者組でもよく話題に上がったが、「ニコ専」(見て楽しむ専門の人w)もいるし、3ヶ月でコミュニティが終わっても後から見返せるという点では良い。
旅しゃぶのイベントに参加できなかったとしても、伊佐さんは働き者なので、会いたかったら他のイベントに参加して会える。旅しゃぶメンバー率は高い。
結果、伊佐さん含め、みなさん暖かいコミュニティであると口を揃えて言うし、実際暖かく居心地が良かった。3ヶ月で終わってしまうのは、寂しく来期も参加したくなる空間だ。
今後につながる何かができた
他に印象的だったのが365日note更新をしたのち、世界一周の旅に出発した「ぽんず」さんへのメッセージハッシュタグ「#世界中のぽんずブルーをみせて」だ。
オンラインでしか知らなかったぽんずさんを応援したい気持ちは、自然に湧いてきた。旅しゃぶを中心とした(発起人は確かじゃない)皆からのメッセージに感動してしまうし、ぽんずさんの旅模様が面白いから、ぜひ見守りたい。
「ぽんずさん。私、共感力を取り戻してきたよ。ありがとう。」
つい昨日の話だけれど、1泊2日の瀬戸内旅にも参加してきた。
旅の模様は細かく今後書いていくとして、良いことづくめの写真旅になった。OLYMPUSで学んだカメラのことも役に立ったし、人生無駄なことなんてないんだ。
そして旅の中で何気なしにしていた会話で、突っ込まれた。
話の流れは、もはや覚えていないけれど。
「感受性豊かだな〜」
知り合って間もなくて、割と仲良くなれたと思っている子からその言葉が出た時に、実は救われていた。
感受性死んでなかった!!
旅に参加して、今の素直な気持ちをここに綴りたいと思って、キーボードを打つ手が進む。やりたいこと、行きたいところが浮かんでくる。
モヤモヤした気持ちは、消えていた。
これが私の今の状況(瀬戸内旅直後)
飲み仲間が日本中にできた。
また行きたい場所、会いたい人が増えた。
学びたい欲求が止まらない。
まとめ
「#旅と写真と文章と」に3ヶ月参加して、まずこんな場を作ってくれた伊佐さんに感謝したいのと、出会って暖かく迎えてくれたみんなにも感謝したい。
今後の目標(これはまた後日)ができて、それを行動に移す元気が出てきたことが、私にとって何よりもの収穫。
・あったかい居場所を作りたい
・何か新しいことを始めたい
・高め合える友達が欲しい
こんな子達にオススメしたい「#旅と写真と文章と」の来期募集がちょうど開始された。ちょっとパワーアップしたらしいので、旅が楽しくなることは、間違いない。参加してみては。
【#2019AWクルー募集開始】#旅と写真と文章と Slackコミュニティ
旅のこと文章のこと写真のことを主に載せています。フォトアルバムと同じタイトルの文章があるので、そちらを読んでいただくと、より旅の面白さが伝わります。#旅と写真と文章と