「偶然はありません。すべて必要だから起きています。」ということ
こんにちは。
Beauty Japan 2024 BAY global エリアファイナリストの髙橋志乃です。
BAY global エリアでは、これまで2回のインスペクションと呼ばれる「試練の場（←勝手に命名）」がありました。
インスペクションとは？
inspection ⇒ 精査，点検，検査; (書類の)閲覧
何となくですが、個人的には、講義などを受ける中で「自分自身の内面に向きい、自分の”在り方”を見直す（点検する）場」なのではないかと思います。
事前審査の場でもあるので、その姿勢を運営の方に見られちゃってる（検査されちゃってる）ってことも含まれているのか、いないのか・・・(~ω~)？
んで、その2回目のインスぺクションで行われたのが、オラクルカードゲーム。
オラクルカードの「オラクル」とは、「神託」や「お告げ」を意味するものらしいです。
ということは、オラクルカードとは神託やお告げをくれるカードのこと？
困った時や悩んだときにオラクルカードを使ってみれば、今自分に必要なメッセージを届けてくれるというものだそうです。
そんなオラクルカードを数名の参加者に、はじめに7枚ずつ配ります。
その後、残ったカードを順番に引いていきます。
手元にあるカードと引いたカード、今の自分に必要な言葉かどうかを考えて取捨選択していきます。
最後に残った7枚のカードをBeauty Japanの7つのコンセプトに、自分なりの解釈で当てはめていきます。
Beauty 美しく生きる
Career キャリアを培い、活かす
Sociality 社会で輝ける人材に
Culture 文化的な創造を
Entertainment 芸能的才能を磨く
Independence 社会的に自立した女性に
Fashion 流行を生み出す
で！（やっとここからが本題！ヽ(｡>▽<｡)ﾉ）
私の元にやってきた一つのメッセージが
「偶然はありません。すべて必要だから起きています。」
この言葉、考えてみると、私の人生を支えてくれた言葉でもありました。
誰に教わったのか、どこから知ったのか、全く覚えていないけれど・・・
でも、息子の小学校卒業の時に彼に贈った言葉とほぼ同じだから、15年前くらいには、私の好きな言葉No２に入っていたんじゃないかな。
息子に贈った言葉がこちら↓
「自分に起こるすべては、偶然ではなく、必然。あなたに乗り越えられないことは起こらない。」（多分、こんな感じ(^ω^;)）
どんなに困難で苦しいことが起こったとしても、それはあなたに必要だから起きているんだよ。あなたならきっと乗り越えていける、と伝えたかったのです。
でも、その時の息子、「？？？」って顔してたな～(爆)ꉂꉂ😂
少し話が逸れましたが・・・
私は、このメッセージを「Independence」と解釈しました。
「Independence」には「自主性、自立すること」という意味があります。
私は「誰かに依存することなく、自分の人生を自分で決め、主体的に歩んでいくこと」だと思います。
「偶然はありません。すべて必要だから起きています。」
そして、
「Independence」＝「誰かに依存することなく、自分の人生を自分で決め、主体的に歩んでいくこと」
こう考えた時に私は自分の父と母のことが頭に浮かびました。
私がこの世に生まれてくるためには、二人が出会い、結婚することが必要です。
しかし、この背景には壮絶な父と母の人生があったのです。
そのことを私は課題となっていた９０秒のスピーチにまとめました。
「偶然はありません。すべて必要だから起きています。」
私は、この言葉を「independence」に選びました。
私の父は身体障がい者です。
学生の時に電車事故に合い、両足を切断しました。
運動会で一緒に走れないこと以外は、他の父親と変わるところは全くなく、私にとっては普通の父親でした。
そして、私の母もまた、幼いころ顔の半面に熱湯を浴びて、大やけどを負いました。傷跡にコンプレックスを抱え、自分には結婚は無理だ、自分の力で生きていこうと美容師の道に進みました。
そんな父と母に共通しているのは、深い苦しみから抜け出し、新しい自分を受け入れ、自立したということ。
どちらかの出来事が起こらなければ、また、二人がその困難を乗り越え、自立した人生を歩まなければ、私という人間が生まれてくることはなかったでしょう。
つまり、私が生まれるためには、その悲しい出来事と二人の自立は必要不可欠なことだったのです。
父と母の人生から、すべての出来事は、必要だから起きている、必ず乗り越えられるいうことを学び、今回この言葉を「independence」に選びました。
二人は、お見合いです。母は、結婚する気がなく親戚に勧められ、しょうがなくお見合いしたけど、断るつもりだったそう。
でも、父の猛烈な、むしろ障がいがあることをアピールしたアタックで成就したんです。だから当時としては珍しく、母は３６歳で私を出産しました。
改めて、今は亡き父と８９歳で現役美容師を続けている母に
感謝の気持ちを込めて。
「父よ、猛烈なアタックをありがとう！」
「母よ、私を生んでくれてありがとう！」
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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