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11月20日の詩

留紺の空に月が光る。
夜の色を残しながら
朝を始めようとしている。
刀みたいに鋭い月は
次第に誰にも見つかることなく消えていく。
いつか自分も消えていく。
ひっそり、好きな人にだけさよならを言って
静かに終わらせたい。
その為に朝を始める。
静かに、ひっそりと。

おはよう、世界。

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