" 人見知り"は果たして不幸なのか?
ワタシは御年45歳の、イケオジを目指しているバーテンダーでございます。
約23年この業界におり、たくさんのお客様と接してきました。
しかし、ワタシは人見知りです。
「バーテンダーが人見知り!?」
そう思われても無理はないと思います。
ドリンクのご提供はもちろん、なんといっても生命線は接客。
お客様のお話をどこまで引き出せるか。
はたまた、お客様を自身のお店が持つ世界観にいざなえるのか。
大きなポイントとなります。
日々、不特定多数の初対面の方とお話するのに、なぜ人見知りがマイナスにならないのか…。
人見知りの特徴は、初対面の方とお会いしたそのときに、どのようなタイプのひとなのかを瞬時に分析しようとするところ。
つまりは人見知りでないひとと比べると、初動は遅れるわけです。
しかし、この分析する習慣が、お客様にも良い作用を及ぼしているようなのです。
居心地の良い距離感
面識のないひとと対話する機会があったとします。
頭からグイグイと自身をアピールしてくるひとと、少しずつ距離感を掴んでくるひと。
どちらが接しやすいでしょうか?
言わずもがな、後者ですよね。
初動から勢い良くいっても、引かれるのがオチです。
少しずつ距離を縮めていくことが、お互いによって心地良い空間を生み出すといっても過言ではないでしょう。
人見知りだからこそ、理解できる価値観なのかもしれません。
一長一短。
一見ネガティヴな性質をプラスに変えてみましょう。
なんて言いながらも、人見知りじゃないひとが羨ましい(笑)
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