親が子どもの個性を受け入れられないこと
こんにちは
人間の悩みはいつだって、人間関係かお金がメインではないですか?
人間関係は複雑に絡み合う、、、こっちが終わるとこっちが複雑になる、修行か?、、、と思っていたのはもう10年も前ですが。それは自分の脳の思考パターンによるものということは明らかです。
疑うことのない思考パターンを前提に話しているので、親子間でも誤解が生じます。
親として、子どもの成長や成功を願うのは当然のことです。
しかし、その一方で、子どもの個性を受け入れられないことが、親子関係や子どもの発達に深刻な問題を引き起こすことがあります。
子どもの個性を尊重せず、親の期待や価値観を押し付けることで、以下のような問題が生じる可能性があります。
親子とはいえ、全く交わることのない人生であることを念頭に接することが大切です。
1,子どもの自尊心の低下
親が子どもの個性や興味を否定し、自分たちの望む姿を押し付けると、子どもは「自分は受け入れられていない」「自分は価値がない」と感じることがあります。
このような環境で育つと、子どもは自己否定感や劣等感を抱きやすくなり、自尊心が低下する可能性が高まります。結果的に、子どもは自分自身を信じられなくなり、自己肯定感が弱くなることで、大人になってからもメンタルヘルスの問題を抱え、自己実現への力を発揮できないことになります。かなりリスキーですね。
2,親子関係の悪化
親が子どもの個性を受け入れられない場合、親子間のコミュニケーションが難しくなり、関係が悪化することがあります。子どもは親が大好きですからいつも親の期待に応えようとしています。
一方で、自分の本来の姿を押し殺さなければならないというストレスを感じます。このストレスが蓄積すると、子どもは親に対して反抗的になるか、逆に親との距離を取ろうとするかもしれません。
いずれにしても、親子間の信頼関係が損なわれる可能性があります。これは、大人になってからも続いていきます。親が年老いて、世話を要求してきても応じることは難しいでしょう。
なにしろ、子どもにしたら自分が子どもの頃に受け入れてもらえなかったという心の傷を抱えているのですから、無理もありません。
3,子どもの将来の可能性を制限する
親が子どもの個性を認めないと、子どもは自分の本当の興味や才能を発揮する機会を失うことがあります。親の価値観や期待に従って進路を選ばなければならないと感じる子どもは、自分が本当にやりたいことを追求できないまま、自己実現の機会を逃してしまうかもしれません。結果として、子どもは自分の人生に満足感や充実感を感じられなくなる可能性が高くなります。
4,心理的な問題の発生
子どもが自分の個性を否定され続けると、心理的な問題が生じることがあります。例えば、不安や抑うつ、自己否定感が強くなることで、精神的な健康が損なわれる可能性があります。
摂食障害は親子感の問題が原因です。不安症や過敏症も同じです。また、自己主張ができなくなり、心を開くことをこばみます。周囲の期待に過度に応えようとする傾向が強まることもあります。
これにより、子どもは社会的なプレッシャーに耐えられなくなることがあり、メンタルヘルスの問題が長期化する可能性があります。
5,自分軸を持てない大人に育つリスク
親が子どもの個性を受け入れられない場合、子どもは自分自身の価値観や信念を持つことが難しくなります。自分軸が育たないまま大人になると、他人の期待や意見に過度に影響されやすくなり、自己肯定感が低下し、自己効力感もありません。無気力で無価値観をもったままでは、人生の選択に迷いやすくなることがあります。
これは、人生において本当に大切なことを見失ってしまうリスクが高まります。
親が子どもの個性を受け入れられないことは、子どもの心身の発達に深刻な影響を及ぼす可能性があります。
親として、親の依存心は直し、プライドは捨てて、素直になり、子どもの成長を見守り、子どもが自分自身を大切にし、自分らしく生きられるようにサポートすることが求められます。非常に重要なことです。軽視できないことをここでは語っています。心のケアというのはすぐにできることではありません。
心に空いた穴は、自分でしか埋めることが出来ないのです。後になってから親が子どもを許容したとしても、時すでに遅しなのです。
子どもの個性を尊重し、彼らが自分の道を見つける手助けをすることが、親としての役割の一つであり、子どもが健全に成長するために不可欠な要素です。
そのためには、親は親の役割の前に、一人の人間として自己理解を深めることをおすすめします。過去これまで精一杯頑張ってきましたが、今当たり前に持っている常識やルール、価値観、信念は本当に自分にとって必要なのか、他の視点はないだろうか?と問いかけで見るのも一つの方法です。
スマホはスマホ自体買い換えることで使いやすくなります。アプリケーションも更新されます。でも私たちは肉体を変えることは出来ません。肉体の外側の形状を変えることはできますが、体内を洗い流すなどは出来ません。休みなくよく頑張ってくれてますよね。
しかし、脳内は意識をすれば更新する事ができます。脳は使いようができますから、思考パターンを変える事ができます。そして遠回りしていた思考がショートカットすることもできます。
時々質問したり、左脳を休めて右脳優位な生活をしてみるのも良いですよ。
読んでいただきありがとうございました。