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目標通りにいかなくてもいい目標を立ててみた


この何年か、年始に「1年の目標」を立てていなかった。
なぜなら、目標を立ててもそれ通りになんていかないことのほうが多いからだ。

年が明けてすぐの、新鮮な気持ちで目標を立てること自体は嫌いではない。
しかし、年末になり、年始に立てた目標を振り返ったときに、未達成で落胆するのが嫌なのだ。必要以上に自己嫌悪になってしまう。


そもそも、私の人生の教訓として、「人生は思い通りにいかない」というものがある。

私の場合は主に仕事面でだが、新卒の自分には全く想像つかなかった道を今は歩んでいる。
まさか自分が、20代のうちに2度も転職するなんて思っていなかったし、住む場所だって、こんなにあちこちへ移る未来予想図なんて思い浮かべたことすらなかった。

少なくとも新卒で希望に満ち溢れていた頃に自分が描いていた社会人像とはかけ離れた場所にいるのだ。

今は今で悪くはない。しかし、新卒の頃に立てた目標と今の自分を比較すると、何ひとつ達成できていないのだ。
こうして、目標を立てるのがこわくなっていった。

でも、なぜだろう。今年は久しぶりに目標を立てて、行動してみるか。という気になったのだ。
手帳でも、スマホのメモでも、ツールは何でも良いと思うが、繰り返し見て忘れないように。
そして、甘えと思われるかもしれないけど、
厳しくやると辛くなって、また自己嫌悪になるので
達成できなくてもいいや、くらいのスタンスで始めることにした。
心の中の自分が、そんなゆるゆるでいいんかいと小声で突っ込んでくるが、そこは気にしないことにする。

久々に立てた目標は、そっと自分の中にしまっておきたいのでここには書かないけれど、年末にこの目標たちと向き合った自分の心がどう動くか楽しみだ。

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