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教えることの難しさ

こんにちは。ヒロシマくんです。
今回もnoteをご覧いただきありがとうございます。

今回は、教えることの難しさというテーマでお話ししていこうと思います。

そもそも教えるってなんなんでしょうか?

私は学校で働いていますが、先生が生徒に勉強を教えるというのが日々の業務の大半を担っています。

では学校以外の仕事やその他の日常生活では教えるということはないのでしょうか?

そうでもないですよね。結構な場面で「他人に教える」という作業があると思います。

例えば、上級生が下級生に掃除の仕方を教える、先輩が後輩に書類作成の方法を教える、上司が部下に仕事教える、親が子供に片付けや常識を教えるなど、たくさんの場面で”教える”という作業があります。

教えることが上手になると自分の中でもその物事のことがはっきりと理解できるようになるので自分にとってもメリットが大きいと思います。

いやいや、学校の先生のように教えることが仕事の人はメリット大きいと思うけど、それ以外の人はそこまでメリット大きくないのではないかともわれたかたもいると思います。

その辺りも含めてお話ししますね。

①教えるとは?

そもそも教えるとはなんでしょうか?
ただ情報を伝達するだけではないと思います。ただの情報伝達なら今の時代インターネットでどこでも正解を見ることができます。
誰かに聞くよりも正解に早く正確に辿り着けるのでその方が絶対にいいです。スマホが手放せないのはこういう理由もあるかもしれませんね。

それでは教えるってなんでしょうか?
Googleで調べると、
知識や技能を身につけるように導く、自分の知っていることを告げ示す。
とあります。

ただの情報伝達ではなく、導くことや自分しか知り得ないことを伝えることなんだとわかりますね。

あくまでもこれは検索した結果になりますので私なりの解説をここからしていこうと思います。

教えるとは、「相手が自分だけの力でその工程をこなせるようになるためにサポートする」ことだと考えています。

これも先ほどの話に戻るかもしれませんが、ただ作業の行程を伝えるだけなら、紙に書いて伝達してもいいし、世間に広く知られていることなら調べるように伝えるだけでいいということになってしまいます。

私はそうではダメだと思っています。

特に仕事はそうですね。

仕事なんて前任者から引き継ぐことはあると思いますが、その引き継ぎによってその後の仕事のやりやすさやスピードにつながってきます。

もし、前任者が一緒に手伝ってくれたりある程度サポートしてくれながらできたら任された方も自分に自信がつくまでは安心して作業ができますよね。

そういう関係性が理想的だと考えています。

困った時にはすぐ質問ができる関係性
わからない時に聞いてもいいと思える
間違ってもいいとまずやらせてくれる

など相手に安心感を与えることも必要だと思います。

これらを全てしてやっと「教える」ということになるんではないか。と私は思います。

②教える側の心持ち

何かを教えるためにはただ知っているだけではダメです。上でも解説したように教える側がしっかりと噛み砕いて理解しておく必要があります。

浅い知識では本当の意味で教えることにはならないです。ある意味、情報の伝達にしかならないと思います。

それではなんの意味もありませんし、その人の価値も上がりません。

では何を意識すればいいのか?

私は「相手がしっかり理解しているか」というのを意識しています。

自分が言っていることをメモしている
流れがわかった
はいと言っている

など、これらはあくまでも「記録」や「リアクション」にしか過ぎません。本当の意味で理解したということにはならないのです。

実際に自分でやってみたときに何も問題なくできた状態がわかったということになりますし、その時点で初めて「教え終わった」という状態になります。

教える側としては、ある程度自分のことを犠牲にしなくてはならない可能性があります。

自分がやった方が早かったり、自分のやることを後回しにして教えなきゃいけなかったりすると思うのでそこは多少考慮する必要があります。

それでも教えた方がいいこともたくさんあります。
教えなきゃいけない状況も結構あります。

だからこそせっかく教えるなら相手と良好な関係を維持したいし、自分にもメリットがあるようにしたいですよね。

③教えられる側の気持ち

逆に何かを教えてもらうこともありますよね。

初めての作業、初めての立場、久しぶりの業務などある程度の経験があっても学ぶことはたくさんあると思います。

そういう時は「謙虚」「柔軟」「誠実」を忘れないようにしたいと日々思っています。

謙虚でいると、たくさんのことを教えてもらえます。
柔軟でいると、たくさんのことを吸収できます。
誠実でいると、たくさんの信頼を集めることができます。

それらはどれも必要な考えです。

教える側も人間なのである程度相手に配慮する必要がありますが、それのさらに上の状態がこれらの3つです。

当たり前のことにプラスしてこれらができると、一目置かれるようになります。

いいことずくめです。

どんな立場になっても、どれだけ年齢を重ねても忘れないようにしたいですね。

そして、しっかりと返事をすることや、忘れないようにメモすることや、積極的に行動することも一緒に忘れないようにしてくださいね。


ここまでいかがだったでしょうか。
私なりの”教える”ということについて考えを書いてみました。

人と人のやり取りはお互いを思い合う関係性がいいですね。

私もこれからも頑張ります。

以上です。ありがとうございました。
またよろしくお願いします。

ヒロシマくんでした。



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