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コーヒーと一緒に、

飲みながら見られる演劇が観れたら良いなぁ、と。
雰囲気としては学祭とかで、喫茶の態をを装いなにげなく演劇が始まる。
ゲリラでの上演をしたいわけではない。観たことはないが、突然興味のないものが近くに寄って来られたら僕はその作品(団体)を嫌うだろう。近年だと『フラッシュモブ』とか……あれも好きではない。
でも、野外でのツアー演劇は好き。だって、事前告知があるもの。たぶん、無知のまま遭遇すればその時はムッとするのだけど、告知があってそれを調べず遭遇するなら、それを知れなかったのだからコチラにも落ち度があるわけで不快感を覚えることはない。むしろ、楽しむのだろう

そんなこんなでカフェで公演を行う【ふ純喫茶】なるものを企画して、戯曲を用意して、その他にも色々……何足の草鞋を履いてるのか、自分にもよく分からなくなってるのだが、続けてきている。
趣味が悪いことは重々承知して、人を観察するのが楽しかったりする。その人の微妙な動きの癖とか、言葉遣いとか、そこにはいない人への不満や愚痴を吐いてるとか様子とか、特別自分になにか影響あるわけではないのだが……時々本のネタの参考にすることもあるのだが、そこに生きて言葉を交し合う、何気ないけど見方を変えたら一期一会な劇的の瞬間がたまらなく面白いのだ。
人から「どんな芝居してんの?」と言われると今もなお宣伝に困ったりする。

左でカウンターにぶら下がってるのはヒロイン(顔とは)
カフェでやってて、鼻で笑える会話劇をやってます。果たして面白そうか、と言われたら『しょうもない』で片づけてしまうようなもん。所詮、娯楽であり、なくても困る人はいないんじゃないか。あって楽しめたら少し人生が豊かになるくらいだろう。
「どんな芝居? おもしろい?」と聞かれたら……行くときは焦って息苦しかったのが、同じ道で帰りしなに意外と見落としていた色んなものに気付けて楽しくなるかも、とは言える気がする。飛び交う綿毛からタンポポが脇に生えてることに気づくかもしれない。前は開いていただろう店のビルが壊す金もなく、哀愁を漂わせて佇んでるのかもしれない。

面白い・面白くないの線引きは主観的なものであって、与えられるばかりではないと考える。自分で行ってるカフェ公演が面白いかどうか……能動的に楽しもうとすれば鼻で笑えるかもしれない。楽しませてくれるんでしょ、おら見せろ。そんな風に構えたらしょうもないことの連続で意味ないものに映るのだろう。
同業者の諸先輩もだいたいそんな感じで「面白いかどうか、見てやろうないの?」と構えてくればよく分からんと言うし、うちのー……というか僕個人の物の見方や姿勢にある程度の理解があると「超面白い」とか言われ、なんならカフェの中で大爆笑して帰ってゆく。

(面白くないと責められても言葉に詰まります)

コーヒーそのものを出すプロでは決してないのでこの辺は完全に趣味です。
演劇に関してはやれることを全力でやる。

決しての売れ線ではないのだあろうと思う。すごくニッチなジャンル。レンタルショップなら店の人次第でコメディとされ、大体はその他で目立たない棚の隅に陳列されるような……

面白いかどうかを聞かれたら「僕は面白い」としか答えられない。観る人の感性や姿勢により左右される部分も強いので、楽しめる?というニュアンスを込めて「面白い?」と聞かれたら……意外と有とか、そこそこ面白いとか、上演時間いっぱい失笑させます、とは言えます。

結局宣伝なんだ、すいません。劇場ではやれない演劇。カフェを選んでやる理由はちゃんとあります。カフェの話だからです(頭悪い)

次回の上演の詳細はこちらから(別記事です)

昔、初めてやった時のはこちらから(Youtubeで40分ほど)

ちなみにこちらは……フォントを太く強調してるだけで意味はありません

何の場面で何の代役か分からないけど、なんかいい感じに映ってる後輩さんで締めておきます。

生きる糧となります。喫茶のお茶代……ひいてはアレです、執筆のために頂戴いたします。つまり、ふへへへカフェインだ