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たのしそうなお池/ヤマナカサヨコ

気付いたら1ヶ月前だそうです。
共演者紹介が遅々と進んでませんね。たぶん、紹介し切れない……趣味だから許せ(雑)
僕は人から紹介されるのは割と嫌いじゃない。が、まぁ年上もあるし妙に遠慮されるところがある。雑に扱われるのも悪くないと思ってるんですけどね。
だから、言葉を選ばず好き勝手偏見に……

共演者その2
ヤマナカサヨコさんです。猟奇的ピンクというところに所属されてるとかなんとか。僕はピンク地底人ということでピンクの単語に繋がりはあっても、縁は全くなし。
山中麻里絵さんもいるのでヤマナカ呼びは混乱するし「ヤマサヨ」呼びが好ましい旨を初対面では聞いたが、僕は混乱なんて知ったこっちゃないとヤマナカさんとかオサヨさんと呼んだりする。が、そのどちらもなんかしっくり来ないから最近は取り扱いというのか、距離感というのか……うーん、分からんなぁ、と。

なんか自分自身に対してコンプレックスの塊なところがあるらしい。よく髪型が変わる。服装の幅も広い。時々、お疲れ様でーすと稽古で入ってくると僕は(え、誰……!?)となって警戒する。周りはヤマナカ嬢と認識をしていて、普通に接してる様子に、あぁヤマナカさんなのかとようやく認識する。
なんとなく色々姿を変えるのもあって、彼女を彼女足らしめるもの?がどこにあるのかイマイチ掴めなくて、僕は彼女を見失う。どんな言葉を掛けるべきなのかを悩む。

今回は横で演技指導や指示が回りきらない細やかなディテールの演出を僕は指摘する。大きく作品を変えようとは思わない。坂口氏自身も俳優個人の素材ありきでの演出を好むので、俳優本人や坂口氏が演出としてが作品(場面)をどう転がしていきたいのか聞きつつ、問題となってる箇所をピックアップして原因を伝えつつ、方向性を提案する。が、ここで言葉に詰まるとすれば本人自身の人となりが分からないことだ。
別に僕が言葉に詰まって稽古が停滞することはないので問題ではないのだが……作品がどう進行するかは自分の演技にも差し支えが出る。全体を掌握までは流石に傲慢でやろうとは思わない。しかし、いざ彼女に対峙するとどうすべきなのか皆目検討がつかない。そんなことがままある。
自分の都合で物事が進行するなんてないんですけどね。
盲目的に恋した異性への関わりよう、みたいな迷走感を僕は彼女に覚える。彼女は美人だし、コンプレックスから身体を磨いており……そんな素敵な身体に目を奪われる(よく芝ちゃんに相談して、落ち着くようにも言われます)
そんなことで彼女の前では時々稚拙な接し方をしてしまう。上手いこといなされてるような、転がされてるような錯覚をする。たぶん、そこまで興味も持たれてない感じもヒシヒシと感じるわけだが。

身体のこと込みで彼女はストイックである。シンプルでストレートに手堅い芝居をする。見易い、とは思う。それはそれで一つ面白い。それは安心して見せ物を見せられるということだから。
そこから一つ脱却出来たらどうなるのだろうか、すこし気になる。その変化が本人の求めるところのものかは知らんが。
なんか、結構な水準で面白いものを見せてくれるし、そこからまた一つ大きく一歩を踏み込める可能性も感じれる……面白そうな人です。

彼女との絡みは全体を見るとたった一場面しかないのだが、転がし合うような静かなバトルを僕はしてると思っている。
ぜひ、そこでドキドキしてもらえたら面白いかもしれない。手堅く安定して見えたらそれは彼女の勝ちだし、微妙に不安定で先が読めない一瞬を見せられたら……いや、僕が勝ってどうするんだ。

上手いことまとまらんのですけど、久々にオンナを相手にしてるのだ……そういうことです

生きる糧となります。喫茶のお茶代……ひいてはアレです、執筆のために頂戴いたします。つまり、ふへへへカフェインだ