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仕事を「因数分解」する

「仕事ができる人」と「仕事ができない人」を分けているのは、作業のスピードや量ではなくて、「仕事」を「作業」に分けて行く手際だ。

なぜなら、どんな仕事も、ひとつひとつは「誰でもできる作業」からできているからだ。もちろん、頭がいい人は、人よりも速くそれをこなせるかもしれないし、体力のある人は、1日でたくさん、作業を進めることができるかもしれない。

でも、結局それらは突き詰めれば「誰でもできる作業」であって、頭の回転の速さが多少違ったところで、ひとつひとつの作業の速度の差にしかならない。

仕事の質に大きな差をつけるのは、結局のところ、仕事をどのように「作業」に分けていくか、その「因数分解」の手際にあるのだ。

実際、仕事ができる人は、常に仕事をどのような「作業」パーツに分解できるかを考えている。

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