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プロの言葉の使い手を目指して

今朝は9時から、下記のエントリーでも
紹介した「DAF」のオーディション
配信である。
パソコンの前に張り付いて、自分のもの
2本を含む計4本のショートスピーチを
観ていた。

ご興味持っていただける方、まだ
しばらく視聴可能ですので、是非とも
観戦&コメントをお願いします!
オーディション視聴は無料です!

お金をいただいた上で人前で話す
イベントのオーディションである
からというだけでなく、
たとえ無料であったとしても、
観る人の貴重な時間をいただく
ものである。
しっかりと気合を入れて収録し、
主催の西澤氏にお送りしたのが
2週間近く前。

改めて自分の話しぶりを確認し、
色々と良い点、悪い点を振り返る
良い機会となった。

このDAFというイベントに毎回の
ように出演しているプロ講師の
お二人からの有益なアドバイス

あり、私に不足している部分も
的確にアドバイスいただき、誠に
有り難い限り。

私がスピーチの題材に選んだのは、
いずれもマーケティングと自己啓発を
絡めたネタ。
そのうちの一つが、三日坊主をいかに
防いで物事を継続するか、という内容。

なぜ私が、物事を継続するコツなど
話すのか、初見の人にとっては信用に
足る人なのかどうかが分からないはず
である。
そこで、私がマーケターであること、
そしてマーケティングというのは、
お客様に継続して買い続けてもらう
ための仕組みを作っていく仕事
である
こと、だから「継続」に関して常日頃
から考えているので、それを日常生活
にも応用できるのだ、というような
「つなぎ」を冒頭に入れておいた。

私のこの話を聞いて、大谷さんが、
自分の言葉でマーケティングの定義を
分かりやすくしていて良かった

というようなニュアンスの講評を
くださり、褒められるなどと全く
思っていなかった予想外の部分で
褒められて驚いてしまった。

丁度、井坂康志さんの
『ドラッカー・フォー・サバイバル』
が先日発売され、マーケティングの
本質をドラッカーがどう捉えていたか
といった内容をじっくりと味わい
ながら読んでいたところ。

ドラッカーの言うマーケティングの
定義として、よく私が引用するのは、
「セリング(販売)を不要にすること」
というもの。
しかし、こちらの本には、

マーケティングの本質とは「顧客の創造」に尽きる

との紹介がなされている。

ちょっと補足すると、ドラッカーは
事業の目的を「顧客の創造」にあると
断言している。

そして、事業を行うという意味での
マネジメントの中心に、
このマーケティングが位置づけられる
ゆえに、マーケティングの本質も
「顧客の創造」にある、そのような
論理でもって、井坂さんは上記のように
喝破されているのだ。

職業柄、「マーケティングとは?」と
問われた場合に、いくつか説明の
バリエーションを持っているが、
「顧客の創造」というシンプルかつ
深遠な定義
をこの度レパートリーに
加えられて、有り難いことである。

大谷さんの指摘通り、自分の言葉で
語ることができるというのは、
非常に説得力を増すポイントである。
受け売りでない、自分の体験、経験を
通じて血肉化された言葉は、不思議と
パワーを持つもの。


言葉は生もの。
丁寧に扱いつつ、その言葉が持つ
パワーを解き放つことのできる、
プロの使い手を目指したい。


己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。