「マーケティング的な視点」の獲得
昨日ご紹介した、マーケティングの
基礎を学ぶ講座について、
しばらくは色々な角度からご紹介
していきたいと思っている。
というのも、こちらの講座を通じて、
実に有意義な知識や知恵を得るチャンスを
提供できると信じているからである。
もちろん、人によって有意義度合いは
異なる。
ある程度マーケティングに通じている
方には、基礎を学ぶこの講座はむしろ
おススメしない。
どちらかというと、マーケティングの
初心者であったり、あるいは普段は
マーケティングとは縁がなさそうな
部門に勤めている方々の方が、得る
ものが大きいと思われる。
これまで延べ60名ほどの受講者の方々に
様々な感想をいただいている。
一部を先のエントリーでも公開している
のだが、そこから一つピックアップして
紹介したい。
「様々な生活シーンで商品やサービスをマーケティング的な視点で考える事を意識するようになった」
このような感想をいただいた。
実際、マーケティングという言葉を聞くと、
自分とは縁遠い、かけ離れた話のように
お感じの人もいるかもしれない。
しかしながら、マーケティングというのは
実に身近で、その辺にありふれていること
ばかりだといっても間違いではない。
普段の買い物一つとってみても、
実はそこには数多くのマーケティング
活動の痕跡が見て取れる。
牛乳一本買うにしても、それをどうやって
売れるようにするか、販売する側は懸命に
知恵を絞って、より消費者の方に満足して
もらえるように努めている。
なぜパッケージはこの色なのか？
なぜこの容量なのか？
なぜこんなネーミングなのか？
なぜこの価格を付けたのか？
なぜ商品にステッカーが付いている？
なぜCMにあのタレントを起用した？
・・・
考えると、「なぜ？」が果てしなく
出てくるのだが、マーケティングの
基礎を学ぶことで、「なぜならば」が
すんなりと頭に浮かぶようになる。
そうすると、最初に興味を持った商品
以外にも、あれもこれもどれもみんな
色々な創意工夫にあふれていることに
気付くようになる。
そして、そういう視点に気付けるよう
になることは、自分の公私ともに
非常に有益であることは疑いない。
街を歩くことが楽しくなる。
人と話していて話題が増える。
世の中の仕組みの一端が、
とてもよく見通せるようになる。
この「マーケティング的な視点」の
獲得を、一人でも多くの人に実現して
もらいたい。
そんなことを思い、講座を運営して
いる。
その視点、是非獲得したい！
という皆さんの参加を、
心よりお待ち申し上げている。
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