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SNSの利用率

ドナルド・トランプ前・米国大統領が、
新しいソーシャルメディアを立ち上げる
というニュースが話題になった。

「TRUTH Social」という名前から、
いわゆるフェイクニュースが流れる
既存のSNSとは異なる、
「健全(?)」なSNSを目指そうとの
意図が感じられる。
FacebookやTwitterから締め出された
トランプさんの反撃が、どの程度
通用するのか目が離せない。

そんなSNSに関連して、アメリカでは
若年層の「Facebook離れ」「Twitter離れ」
が著しいとの情報を耳にした。
Facebookの場合は、10代だと2%程度の
浸透率しかないというのである。

一応自分の目でも確認しようと思い、
英語で検索をして、このようなサイトを
見つけた。

13‐17歳は確かに2-3%という数字。
しかし、18-24歳は9‐14%なので、
耳にした数字よりは高い。
しかし、日本の数字に比べると、
かなり低いのは確かである。

こちらのサイトによれば、
日本におけるFacebookの利用率は、
10代ではおよそ30%、20代になると
40%程
となっている。

Twitterの数値も簡単に紹介すると、
日本では20代で70%超と、
依然として非常に高い浸透率だが、
アメリカの20代は40%程度
(アメリカの10代の数字がすぐに
見つからなかったので20代の比較
にとどまっている)

SNSのトレンドは、アメリカの状況が
先行指標になる可能性が高い。
Instagramが流行ったのもアメリカが
もちろん先行し、後追いで日本でも
あれよあれよと定着した。

Facebook、Twitterのアメリカに
おける凋落トレンドも、日本に既に
訪れている
のは間違いないだろう。
今の日本の若い世代は、数字に現れて
いる以上に、特にFacebookに関して
興味を失っているように見える。
Instagramには熱心でも、実名性の強い
Facebookは遠慮したい
ということの
ようだ。

TikTokが彗星のように現れ、
いまだに高い人気を誇っている。
しかし、Clubhouseの方は、
最初の勢いこそ凄まじかったが、
今は大分落ち着いている感がある。
招待制も既に取っ払われて、誰でも
自由に加入できるようになった
ようだが、それで加入の勢いが戻った
という話も聞かない。

SNSメディアは、現代社会において
既になくてはならないプラットフォーム
となっている。
しかし、時が経てば、やがて利用者の
年齢が上がって、より若い層との趣味
志向とに乖離が出始めて、全ての会員に
満足を提供し続けられなくなる。

そして、より魅力的なSNSが競合として
登場し、顧客を奪っていく。

栄枯盛衰のサイクルが、デジタル上では
ますます早くなっている
というのを
ひしひしと実感させられる。
今現在流行っているSNSは当然押さえて
おく必要があるのと同時に、
常に「次は何が来るのだろうか?」
という視点を持たねばならない。
そんなことを強く思った次第。

己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。